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旧公団住宅ならではの特色を取込んだ配線工事

2013 - 03/20 [Wed] - 00:00

府中市の旧公団分譲団地のリフォーム工事の中から今回は電気配線について触れてみましょう

リフォーム工事は目に見えるものとしてわかりやすいのは住宅設備機器=キッチン・風呂・洗面台・トイレなどの交換やクロスやフローリングを貼り替える内装工事などがあります

また、大がかりなものとしては部屋の間取りを変える為に解体できる壁を壊し、新たな壁を建てる間仕切り工事などがあります

この現場はこの間仕切り変更も含めた「セミスケルトン」工事でしたが、間取り自体は大きく変更することはなく、既存の間取りを一度壊して新たに壁を作り直す工程を組みました
これは和室を洋室に替えたりそれに伴って全面フローリングを敷き直したり扉類を全て交換したりするので結果として既存の壁を全て壊したという経緯です

皆さんはこういった間仕切りを変更する工事を検討する場合、平面図を見てイメージを思い浮かべるのが一般的だと思います


また、進んだ業者さんですと、今流行りの3D画像で立体イメージの画を描いてくれる場合もあります
(is・Livingでも3Dソフトを導入し、必要に応じてお客様のプレゼンに使用します)

そういったものとは別に、間仕切り壁や天井造作、また内装仕上げをする過程でお客様側でもなかなか気付かない事でやっておいたほうが良いと判断した工事はこちらから提案させていただきます
その最も多いのが電気配線工事です

一つは、経年劣化によってコンセント付近のコードや端子が焦げていたり傷んでいるものをチェックして新たに交換

一つは、間取り変更やゾーニング変更に伴って照明器具の位置を変更した方が良い場合の照明器具取付位置の変更とそれに伴う配線工事

一つは既存のままでは使いにくい位置にあったり、これからの生活で便利だと思うスイッチ類やアンテナ端子などの増設・位置交換・器具交換

などが挙げられます

そこに加え、築年数の経っている建物(特に集合住宅)はインターホンや電話の接続端子位置が使いにくところにあったりします
例えばインターホンは今やTVモニター付は当たり前ですが、それらのモニターが見えやすい位置に親機を取り付けることを前提に元の配線を見直します
また電話端子についても今の電話機は電源コードが必要なのが当たり前ですが、端子の位置とコンセントの位置が離れているところがほとんどなので、予めお施主様と電話を置く位置やどんな機器を使うかを伺って必要な配線をするように心がけています
特にインターネット用のモデムやハブとかFAX・コピー・プリンターなどの複合機など現代の電話環境は多種多彩なのであとから線を醜く這わせることを極力無くすように考えます

更にこの現場を含め、旧公団住宅の場合、壁や天井が直接コンクリート躯体にクロスを貼って仕上げているのが特色です
つまり、天井や一部の壁には懐(空間)がありません
ではこのような住宅にお住まいの方はどうやってこれらの機器類を配線しているのかというと、これはもう「露出配線」するしかありません
この現場でも着工前はあちこちにモールが貼られ、電線が露出していました
実は今回、使えるものも含めて全ての壁を作り直した理由はそこにあります

元々あるスイッチの位置を変更したり、新たな線を配線したり、照明器具の位置を変更する場合、その電線は外から見えない様に壁や天井の空間に配線したいところですが、前記の通り、旧公団の住宅は壁も天井もコンクリートの上から直に内装仕上げしている為、配線を隠すことが難しいのです

特に天井は完全にコンクリートに直にクロスで仕上げているのでまったく隙間が無いのでこのままでは照明器具位置を変更したりそれに伴う配線をキレイに隠すことができません
そこで敢えて天井に懐を作るべく、天井に桟を打ってその上からボードを貼る工法を用います
欠点としては桟の厚み(約3㎝前後)+ボードの厚み(9mm~12mm)分、今までよりも天井が低くなってしまいます
もともと旧公団の築年数20~30年以上を経過している建物は室内天井高は2m40㎝あるかないか?といったところで決して高くはないのを更に低くするということで、ほとんどのお客様は最初躊躇されます

しかしながら新しく内装を明るくキレイにすることで、目で見える感覚というのは実際のサイズ数字を感じさせず、むしろ逆に天井が高くなったくらい開放的な空間になります
お客様に工事前にご理解いただくには過去の工事実例やその写真などをお見せするのが最も伝わりやすいので、今回ご紹介するこの物件でもその様子が少しでも伝わればという思いです

では解説が長くなりましたが、実際の現場の進み具合を画像でご覧ください

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配線を通すため、天井に桟を打ち、水平調整をした後、ボードを張ります

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部屋と部屋の境目など、隙間があるところを利用して配線経路を確保します

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旧い壁を利用して新たなスイッチ・コンセントなどを設ける為に線を通します

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部屋のレイアウト変更に伴って天井の照明器具取付位置も変更します
2つの部屋を1部屋にする時などに有効です

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インターホン・電話などの位置をまとめて設定します
電話の場所に派コンセントを新設、配線は壁の中を抉ったり、ボードとボードの隙間を巧みに使って仕上げた時には栓が見えないようにします

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逆に位置を変えて不要となったスイッチやコンセントは線を止めて埋めてしまいます

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壁や天井を仕上げると配線は完全に見えなくなります

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いかがですか?
新しく明るい真っ白なビニールクロスで内装が仕上がると、この内側に様々な配線が施されていることや、照明器具やスイッチ類の位置が変わっているのが解らないばかりか、元々あった配線がどうなっていたか?を一瞬で忘れてしまうほど自然に仕上がります
なので工事の様子をお伝えしなければこのような見えない工事部分についてはお客様自身が全く気付かないようなことなのです
特に使い勝手を考慮したスイッチ類・インターホンなどの位置変更や、間取り変更に伴う照明器具の位置変更などは工事前に平面図でプランニングを検討している段階でこのことを考えていらっしゃるお客様はほとんどいません
そして出来上がった後でそれらのことに気づかないということは=「使いやすい」位置に自然に変更されていると言えます

このようにリフォームのプランニングは平面図で目に見える部分は解りやすいですが、それに伴う配線・配管の変更や追加などは内装を仕上げてからでは遅いので、最初の段階でお客様に提案させていただくのが我々施工者の役割です

リフォームの建築現場は元の環境によりそれぞれにいろんな条件や制約がありますが、is・Livingでも、その中でベターな工法を初期の段階で検証しておくことを常に心がけています


電気配線・スイッチ類の交換~変更・照明器具のプランニングのご相談はis・Livingまでお気軽にお問い合わせください

※ 築年数の経った住宅はコンセントの中にホコリが溜まっていたり、劣化して危険な事例が多いです 当社では点検だけでも承ります
※ 大がかりなリフォームをしなくてもスイッチ・コンセントなど目に見えて手に触れる部分を新しくするだけでお部屋がぐっと若返ります 


<お問い合わせは is・Living営業企画室まで>
東京都多摩市落合1-5-1-701
電話:042-319-6480 FAX:042-319-6481
Eメール:is.living.co@gmail.com

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鉄骨建て方工事

2013 - 02/12 [Tue] - 00:00

今回は、現在いよいよ大詰めとなっている、大田区田園調布で施工中の鉄骨3階建ビル新築工事を遡って、前回ご紹介した基礎工事の続き・・・ いよいよ鉄骨の躯体を建てていく過程の模様をご紹介します

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基礎工事編でお伝えした地中2mから設置された「ベースパック」ここに柱がボルト留めされます

地面はコンクリートの土間が打ってありますが、この地中2mまで基礎構造造ががっしりと造り込まれていることは以前ご紹介した通りです

そして柱を建てる位置にはその柱を受けるベースパックというものの上部が地表に顔を出していて、そこに柱がボルト留めされます

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この建物は所謂「ラーーメン構造」という柱と梁で躯体が構成れています
つまり基本的には木造の軸組み工法と同じ仕組みですね
木材が鉄骨に変わったので、木造では臍を掘って組まれていくものがボルトで固定されていきます

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柱を建てれば木造同様、3階までの骨組みは1日で一気に組み上げてしまいます
建築に詳しい人であればもちろんお解かりの事ですが、現場の前を通る人達は1日でいきなり3階建の構造物が出来上がるのでけっこう皆さん驚かれます

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そしてこの鉄骨建て方(たてかた)と同時に建物の周りには足場が組まれていきます

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建て方(たてかた)は1日で終わってしまいますが、ここから床、外壁とけっこうな期間を要しながら続きます

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それまでの期間、足場にはシートが張られ、しばらくは中の様子が外からは見えなくなります
その中では鉄骨建て方と同時に床用のデッキプレートを搬入し、すぐに敷き詰められ、その上からコンクリートでスラブ(土間)を打設します

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現場は各階の床まで出来上がり、次は外壁材の取付に入ります

この現場ではご近所でもけっこう新築されたばかりの現場が多かったのですが、住宅・アパート・マンション共に軽量鉄骨造の建物が多かったようなので、この重量鉄骨の躯体は通行される人達にけっこうインパクトがあったようですが、決してオーバークォリティーではありません
軽量鉄骨造に比べると若干の費用増と工期を要しますが、出来上がってからの重厚感は明らかで、それが数年経って、少しずつ経年によるヤレが見え始めた頃には明らかな差が出て来ます

お施主様はその辺の説明もよく聞き、理解した上で重量鉄骨造を選びました
それはこの先の工事工程が進むにつれ、より満足を得られる様になりました

引き続き、工事の進捗を工事項目ごとにこのBlogでご紹介していきたいと思います

開けてみなけりゃ最後まで解からない床下地

2013 - 02/05 [Tue] - 00:00

今回は府中市の旧公団分譲団地リフォーム現場
前回の解体工事に引き続き、床工事の模様をお伝えします

今回、全ての床の張替え(フローリング)を承ったのですが、和室が1室、既に和室を洋室に手直ししてある部屋が1室、更に6畳の台所に隣接した6畳の洋室・・・これもどうやら元々は和室だった痕跡が見受けられます
あとは浴室・洗面室・トイレ周りのレイアウト変更に伴う床上げもあり、一口に「全面」と言っても各ゾーンごとに床下の状態がどうなっているか?開けてみなければわからない状態でした

全面一体のフローリングとする為にはその床下の下地のレベルをキッチリと合わせるだけではなく、下地組みの構造や材料を揃えないと仕上がった時に見た目はキレイでも変に傾いて見えたり、足裏の感触に違和感が出たりしてしまいます
賃貸で貸す部屋ならともかく、これからここで暮らすのですから、そういった目でみた感覚以外の身体が触れて感じる部分の作りこみはコストとは関係なくしっかりと作りたいものです

しかし、元の下地が活かせるものならばそれを上手く活用すればコストダウンに繋がるので、事前の調査と「読み」に掛ってきます
正直に白状すると、今回この下地の「読み」が甘かったのです
場所は例の台所と繋がる「元和室~現在一体のフロ-リング」のいわゆるLDKとなる部屋です

表面から見てもその部屋の継ぎ目(堺目)は何となく素人っぽい工事が施されていたのですが、ご予算との関係もあって下地組そのものは既存のものをベースに部分補修でレベルを調整していこうという見積で計画をしました
しかし、解体工事で既存の床を剥がした瞬間、これは補修で済むレベルでは無いとすぐに直感しました

やはり嫌な予感は的中で、元のフローリングを剥がしてみると台所側はその下に元々使われていたPタイルが現れました

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そして隣の元和室側のフローリングを剥がしてみると下地のベニヤが無く、杉の板が根太の上に不規則に置かれ、その上からフローリング材を釘で打っていたのでした
現調の時点で足裏の感触からもそんな気がしてはいたのですが、まさかここまでとは・・・・・・
更にその下の根太もコンクリートのスラブ(床面)に適当に並べられ、それがブレないようにある部分はモルタルで盛ってあったり、ある部分はコンクリート釘で打ち付けてあったりとかなりいい加減な下地組が施されていたのです

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もうこの時点で既存の下地組みを補修するという当初の計画は頭の中から消え去りました
コストに関しては取り決めした見積額でお受けした以上、お客様に更なる負担をしていただく事はなるべくしたくはありません
大工さんと相談の上、ここはコストよりも満足いただける工事をしようということでコストのことは後ろ回しにして思い切って全ての床下地組を解体し、新たな置き床材を用いて全てを作り治すことにしました

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新しく造る床の下地はレベル(高さ)を微調整できる脚をもつ置き床専用の束です
底に置く部分がゴム製なので振動や音を吸収する役も果たします

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これを縦横に45センチ感覚に置き、その上から下地となるボードを敷きつめていきます
このボードは束に着いているものと同じコルク素材のもので、暑さも同じ20mm、強度と吸音・吸湿・吸振性に優れています

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上の写真のように下地ボードを畳を敷くように貼っていくのですが、よくみるとボードとボードの間に2㎝くらいの隙間を空けているのにお気付きでしょうか?
実はこの隙間の下に前記の「束」が配置されているのです

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この断面の写真で観るとよくわかると思います
隙間を空けている部分にボルトの様な物が出ているのがわかりますね?
このネジを回すことによって束の高さが上下に調節できる様になっているのです

地面は固定しませんが、決められた等間隔で敷き詰めるのでこの束が倒れることは絶対にありません
この束に着いている下地ボード受けの板と下地ボードがそれぞれ暑さ2㎝ずつで計4㎝の床下地の上に12mmのフローリングを施すので床板の厚みは実質5.2㎝にもなります

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これを全室に施すことによって部屋によっての継ぎ目を感じることなく、足裏の感触も均一になります
こればかりは見た目ではなく、実際に歩いてみないと解かりませんが、ここに住む人のことを思えばとても重要なことです

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これは床下の状態の写真です
約10㎝位の懐空間があるので、例えば台所では給排水管・ガス管などを通したり、居室でも電気配線を床下に通すことができます

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この「置き床工法」だと後々のメンテナンスの時にも床下の状況が予め解かり易いのも長所です
また、この現場のような築年数の経った旧い建物の場合、まずほとんどが床のスラブ(コンクリート面)の水平が狂っていると言えます
なので、高さを微調整できる束を使うことできっちりと床面の水平を出せるわけです

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こうしてフローリングを敷き詰めていくと、床下のことはどうなっているのかわからなくなってしまいますが、住む人はもちろん、造り手だって納得できて満足がいく工事を行うことはとても大切なことです
正直言えば予定以上の出費となってしまいましたが、お施主様にはこの工事状況を随時写真で送り、この意味をよくご理解いただき喜んでいただきました
そしてそれに対して労いのお言葉をいただき、もうそれで十分に満足です

こうなると床だけではなく、壁や天井のレベルも恐らく予想以上に狂っていると覚悟してこの先の工事に臨みます


和室⇒ 洋室へのリフォームなど、床工事のご相談・ご用命は
is・Living 営業企画室
電話042-319-6480 FAX:042-319-6481
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まで、お気軽にどうぞ!

鉄骨造3階建新築現場 (基礎工事)

2013 - 01/21 [Mon] - 00:00

現在も施工中の大田区田園調布で新築している鉄骨造の現場
今回は基礎工事の模様をご紹介します

解体が終わり、整地して 昨年8月末に地鎮祭を行った現地は、地鎮祭終了後、直ちに基礎工事にとりかかりました

この建物は地上3階建てと決して大きなものではありませんが、この3階建てというのは木造でも軽量鉄骨でも建築が可能なので様々な工法が用いられています
特に賃貸住宅などの事業建物はそこで得る家賃収入の事業収支を上げる手段として建築コストを落とす為に軽両鉄骨プレハブ工法のアパート形式が多いのですが、それ自体は決して間違えでもなければ良く無い工法でもありません
足場の囲いの中で外壁が貼られて完成してしまえば、足場を外した時には一般の人にはその建物の躯体が何でできているかは解からないくらいです
ここで誤解の無い様に追記しますが、軽両鉄骨プレハブ工法はその名の通り細くて軽い鉄骨を用いるわけですが、重量鉄骨に比べれば躯体強度は劣りますが、当然ながら現在の建築基準法を満たしているので何の心配もありません
ただ、材料が「軽量」だからローコスト・・・という解釈は必ずしもそうではなく、細い骨の建物に重厚感を持たせるために重厚感や高級感のある外壁材を用いれば当然コストは上がります
それよりもプレハブは材料のほとんどを工場で組み立てて、変場で組み立てるので工期がとても短いというのが特徴です
また、重量が軽いというのはそれを支える基礎も重量鉄骨に比べて簡略化できるというのもローコストの要因になります

しかしながら、やはりどっしりと重厚感のある建物にするのであればやはりラーメン構造の重量鉄骨は明らかに違います
但し、プレハブ工法のメリットの部分がそのままデメリットになってしまいます
それはコスト・工期・そして基礎の規模の大きさなどとなるわけですが、これをお施主様の身になって考えたらどうかといえば、高額な自分の建築物を建てるのに短期間でさっさと建てたのと時間をかけてじっくり重厚に造るのとは出来上がってからの満足度はやはりちがうだろうと私は思います

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さて、この現場の基礎も建物の大きさに比べ、かなり大掛かりに見えます
まずは「根切り」と言って土の掘り起こしから始まるわけですが、この建物は地下室はありませんが、非常時の雨水の逃げ道も兼ねて地中深い基礎構成をとる為の地下ピット(空洞)を設ける為に土は2メートル近く掘り起こします
そしてその底に水平にコンクリート打設して地盤面を造ります

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そして充分な日数でコンクリートを乾かしてから次の工程へ進む為のステージのような脚場を組んで行きます

次は「ベースパック」といって、柱を受ける基を取り付けます
これが地盤面と柱を繋ぐ大切な役割を担うのです

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そして基礎の横方向には「地中梁」といって横方向を支える部分を鉄筋コンクリートで打設するのでその型枠を組んでいきます

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どうですか?
この梁の背の高さ・・・見るからに丈夫そうでしょう?
地上10メートルに未たない建物でもこれだけの深い基礎です
誰が観たって「すごいねぇ」と言ってくれます

梁の型枠にコンクリートを打設した後はスラブ=水平面のコンクリートを打てば診た感じは地上に土間を打っただけの様に見えますが、その下はピットを含め地下2メートルに及ぶ鉄筋コンクリートの基礎が張りめぐらされているのです

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この地域は用途地域の規制で3階までしか建たないのですが、お施主様の話によると、この近辺は軽量鉄骨プレハブで建てた建物が多いようで、それらの現場が出来上がる過程を今まで観てきた通行人の方々からは「ずいぶんと時間がかかっているね」とよく言われ、中には「こりゃかかりすぎだ」とか「自分の知ってるところなら半分の時間で完成させられる」などと言われ、一時は少し不安にもなったそうですが、造り込みの過程を見ながらその構造の説明をすることで安心してもらいました
そして徐々に立ち上がって行く基礎を前面通りから見えるように仮設養生しておいたので、前を通る人たちも段々とその凄さがわかってきたみたいで、基礎が出来上がった時には「すごい基礎だね」と誰もが褒めてくださいました
これは施主様にとっても充分な安心感につながります

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数か所設けた真四角の点検口の下には深さ2メートルのピットがあるなんて工事の過程を観ていない人にはわからないのもちょっとした優越感に変わってきたようです

地中の底に設置された「ベースパック」も頭の部分だけだ露出し、正確にくまれた骨組みできちんと柱をボルト止めする準備が整いました

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「見えないところにかける手間とコスト」は完成してしまえばわからない部分ですが、だからこそ手を抜かず頑丈な基礎を造る・・・当たり前のことですが、こうしてその過程を目の当りに観れば一層わかりやすいのではないかと思います

お陰さまで近隣の皆様からの評価も良く、それはこれから立ち上げる躯体に対しても期待が高まることを意味します
楽しみであると同時に気を引き締めて工事に向き合っていきます

is・Living 営業企画室
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築40年URマンションリフォーム① 「事前解体」

2013 - 01/17 [Thu] - 00:00

久しぶりの施工現場紹介となります
現場は府中市のUR(旧公団)分譲マンションのスケルトンリフォームです

お施主様はこのBlog及び弊社ホームページを見てお問い合わせいただきました
築40年が経った旧公団住宅ということで当社が得意とする工事だけにとても気合が入りました
事前にお施主様とは充分な打ち合わせを行い、プランを決め、ご予算に合せたフルリフォームとなりました

今回はその工事着手でまず最初に行う「解体工事」の様子をご紹介します

題して「施工者の姿勢がよくわかる解体工事」

本工事の主なネニューは
①DKと続き間の洋室(元は和室だった部屋を以前リフォーム済)を一体にしたLDKにする
②和室を洋室に変更・これに伴い押入をクローゼットタイプに変更
③以前リフォームで手をいれてある洋室の造作手直し
④水周り・給湯システム等の住宅設備及び設備機器の配管変更~器具交換
 

などなど・・・

そこで全ての床を新しくフローリングに貼り替えることとなったのですが、まずはフロア全体の床(下地組みを含む全て)を剥がし、間取り変更に伴う表具(扉類)・壁・収納部分(造作物)などを解体撤去することになります

解体作業そのものは手間の多少は別にして、技術的には記事に特筆するような難しいものではありません
したがって今回は大工さんに混じって私自身もバールを手に元床の解体作業を行いました
(こうすることで解体コストの人件費削減にもつながります)
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作業開始!まずは床剥がしから

問題は、共同住宅の場合、その建物の管理組合に工事計画を添付した申請を出して許可を得る必要があるのですが、その手続きと同時に近隣(両隣・上下階に入居者)への説明や挨拶をきちんと行うことが重要です
いくら合法的に工事したとしても建築工事には騒音・振動は必ず起きて近隣の皆様にはご迷惑をおかけすることになりますので、丁寧な対応をすることは我々が円滑に工事を進められるという目的だけではなく、工事完了後、お施主様が入居されてからのご近所関係にも影響してきます

けっして「ご迷惑はかけません」などという出来もしないことを口にするのではなく、具体的にいつ頃こんな工事でこういうご迷惑をおかけしますという工事工程を明確にすることこそが大事なのです

合せて解体工事というのは壊した廃材を搬出する作業があるわけですが、共同住宅は共有部分=廊下・階段・エレベーター・エントランスなどを通って搬出しなければなりません
叩き壊したり剥がしたりした廃材は先が尖っていたり釘が出ていたりしてとても危険です
むやみに共有部分に置いたりすると通行する人たちに危ない思いをさせたり、通り難くなったりしてご迷惑がかかります
そして小刻みに1日中何度も何度も廃材を運び出すのも同様に通行される人に迷惑がかかります

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一部屋が廃材で一杯になりましたが整頓してあるので持ち出しし易くなっています

今回の工事計画では壊した廃材は部屋の1ヶ所に一度まとめ、その際に材質や大きさ、形状別に分別しておこうということにしました
そして運び出しの時も同じ廃材単位で短時間に人数を揃えて一気に出そうということにしました
その時、木材から出ている釘などもハンマーで潰す要員を1人専属でつけました

こうして全ての解体が終わった時には部屋の一角(といってもほとんど一部屋分満載)に積まれた廃材は種類別にほぼ同じ大きさに整頓された状態なので、そこまでの作業は面倒でもいざ運び出しになると一度にたくさん持ち易くなっているので結果として効率が良いのです

この現場は独立階段(エレベーター無)の3階だったので長い物、重い物を階段で降ろすと作業も大変ですが、壁や扉にぶつかって傷をつけてしまうので人を配置してロープで縛って外から降ろしました

そして最後にトラックへの積み込みです
解体現場で廃材を積んだトラックを見かけたことのある人ならばご存知かと思いますが、通常だとトラックの荷台に「あおり」といって扉などの大きな板で壁を立て、廃材を山積みにしていきます

今回は大工さんの機転が良く、予め同じ種類、同じ形と整頓した順に降ろしたこともあってトラックの荷台には隙間なく少しずつ平面に積んでいきました
こうすることでガザが少なく、高さを低く抑えることが出来るので見た感じもスッキリします
積み込みをするのは今回は公道上になってしまうので低くキレイに積む作業はとても手間はかかりますが、通行する人やクルマに危険な感じを与えないという効果があります

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実にスッキリしているでしょう?

こうゆうことは「言うは簡単」ですが、実際に作業する人の立場になると、遠回りで面倒なのでなかなかこうはやってもらえません
時間が経てば経つほど、作業を早く終わらせたくなるのが人の心理ですが、今回の大工さんはとても丁寧に作業してくれました

そのお陰で、解体作業中は近隣の皆さん、外を通行する人、そして管理事務所からも褒めていただきました
併せて、ちょうど同時進行で隣の棟では同様の作業を行っていた業者さんがけっこう粗っぽく派手な工事をした上にトラックの周りを木クズで汚したり、釘を落としたまま掃除もしなかったりしてしまった為、苦情が出て作業の中止を管理事務所から言われてしまいました

解体工事は本番のリフォーム工事の前、つまりスタートが肝心です
スタートで行儀悪い行為があればその先の作業に対しても不満や不安をいだかれるのは当然ですし、お施主様の面目も潰してしまわぬ様、多少の手間を惜しまず「見た目の丁寧さ」を示すのも大切なことだと私は思います

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さぁ、部屋の中はすっかり空っぽ=スケルトンになりました
いよいよリフォーム工事に着手ですが、次回以降で工種ごとにご紹介してまいりたいと思います

どうぞお楽しみに!

is・Living 営業企画室
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Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

is・Livingの全ての仕事は
「暮らし」がキーワード!
当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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