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「暮らしに役立つ情報」

2010 - 09/23 [Thu] - 00:00

このカテゴリーでは建築工事・住宅リフォームに直接関係ない事柄も含めて「暮らし」に関連する情報発信のページにしていきたいと思います。

「暮らし」=「Living」はis・Livingのキーワードでもあります。

住まいを快適にする手段として最も解かり易く目に見える効果としてリフォーム工事はとても有意義ですが、それ以前に目を向けると日常の暮らしの中でも色んな工夫や情報でも身近な改良、改善、進化を得るヒントはたくさんあります。

また、インテリアもその延長上でライフスタルを楽しく快適にする効果を得る目的として興味を持たれる人が多いです。
最近は「シンプルライフ」を好まれる人が多く、これは興味の対象が女性が多いインテリアの分野の中で、男性からも好感を抱かれているようです。

私もその中の一人と言えるかもしれません。
センスに関しては人それぞれの好みや、客観的に観て似合っているか?などの評価がありますが、まずは自分自身が快適に暮らすことを実感できることが大切だと思います。

言葉の意味が微妙なのですが、私はそういう意味で「似合う」=「身の丈に合っている」という表現をよく用います。
リフォーム工事をプランニングするにも色んな方法とか色んな建材を用いて提案しますが、建築に固執せず、いつでも既成概念にとらわれないように意識して生活に結び付くさまざまなものにアンテナを張るクセをつけるようにしています。

このカテゴリーのページでは、特に「建築」のジャンルに捉われない、皆さんの暮らしの中の極身近なことでお役に立ちそうな情報をなんでも書いてみたいと思います。

中には「そんなことは誰だって知っているよ」ということもあるかもしれませんが、10人中8人の人がそうであっても、2人の人にお役に立つのであればそれで良いのだと思います

但し、私の知る情報など、たかが知れています。
特に「暮らしに役立つ身近なこと」となると主婦の方などのベテランの情報の方がずっと豊富で役立つ事ばかりだと思います。

そこで・・・  なんでもかまいません

「こんなのはどぉ?」

という情報がございましたら、このブログでも是非ご紹介させてください。
「誰だって知っていることかも?」ということでも、ほんの些細なことでも役に立つことには間違いありません。

情報を提供していただける方はE-メール またはFAXにてお知らせください。


is・Living営業企画室
E-メール: sasaki@is-living.info
FAX : 042-319-6481

次回はそんな情報の一例をまずは私から紹介させていただきたいと思います。

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LED電球の気になる実力

2010 - 09/24 [Fri] - 00:00

「エコ」「省エネ」だと、世間では何かとこの2文字が目を引きます。

私的には「エコ」という言葉の目的が地球環境に対してのものと、自身に対してのものとでは捉え方が違う気がするので、これを一式で「エコ」と括ることに少し矛盾を感じています。

対して「省エネ」という言葉はそれが地球規模であれ、個人の身近なものであれ、目的が明確なのでとても分かり易いと思います。
ここ最近では暮らしの中でそんな身近な「省エネ」というと「LED電球」が気になりませんか?

従来の電球の基準であった白熱電球(普通の電球)に比べて、同じ明るさの場合LED電球は消費電力は1/8だとか、寿命は半永久などと聞くとものすごい省エネ効果を期待します。
環境上のメリットもありますが、
この場合の省エネとは、省電力= 電気代節約= 家計に有効 に集約します。 

まず、その前に省エネ電球には「電球型蛍光灯」というのがLED電球の前に存在し、こちらは既にスタンダードになってきて、家庭用照明器具も従来の白熱球を用いる器具に代わって、この電球型蛍光灯式の器具が主流になってきました。P9140013.jpg
省電力+明るさの効率が良いスパイラルタイプの電球型蛍光灯

また、従来白熱電球を使っていた個所の電球交換も手軽に電球型蛍光灯に交換できるように電球型蛍光灯のバリエーションは随分豊富になったと同時に価格も数年前と比べてずいぶん安くなりました。

そこに来て今新たにLED電球が市場に出回ってきています。
P9240071.jpg
白熱電球のソケットにそのまま付けられるLED電球

消費電力が白熱電球の1/8程度で寿命が半永久と聞けば「省エネ」という観点からすれば画期的です。
器具を交換することなく、電球を交換するだけで毎日の暮らしの中で電気代の軽減に直接作用することは間違いないのですが、それなら誰もが今すぐにでもLEDに交換するはずです。

しかし、一般家庭においては実態はまだそこまでには達しない・・・その理由とは?
私が説明するまでもなく理由は単純明快、そう! LED電球の価格です

よく耳にするイニシャルコスト:ランニングコストでいうところのイニシャル=電球代:ランニング=電気代となるわけですが、例えば60Wの白熱電で比較した場合、LED電球の価格は皆さんご存じの通り、一流メーカー品だと1個¥3,000前後します。(白熱電球は¥100台)

一般家庭一件に使用される白熱電球の数は各家庭毎で違いますが、LED電球への交換費用は¥3,000×個数なので、あっという間に数万円になってしまうわけです。
これを約1/8の消費電力で電球代の元をとってから初めて±¥0となるわけです

LED電球のメーカー側は販売促進のためにLEDのメリットを強調します。
一番は省電力性能= 電気代がお得! ということを白熱電球との比較で○年○ヵ月で元が取れるような表現でPRしていきます。
また、白熱電球は寿命が短いので平均1~2年に一度は玉切れ交換が必要になることもPRに加えます。

数字というものは明確で解かり易いですね!おもしろいくらい省エネ性能に対して見る者を説得します。
「省エネ」という言葉の意味だけで表現するのであれば消費電力が約1/8というのは事実です。
しかし、イニシャルコスト=電球代も含めたときに1個¥3,000の投資分を含めた利はいずれ得られますが、プラスに転じるまでの期間を冷静に見ると今が買い時か?が一番の迷いどころですね。

そこで、白熱電球に対するLED電球に加え、先に触れた「電球型蛍光灯」も含めた比較検討をしてみます。
当然それぞれにメリット・デメリットがあります。

基準を白熱電球60Wに合わせて比較してみると(あくまで比較参考の為、アバウトな数字です)

①消費電力 
白熱電球:60W
⇒ 電球型蛍光灯:約20~23W⇒ LED電球:7~8W

②購入価格
白熱電球:¥100~200
⇒ 電球型蛍光灯:¥600~800⇒ LED電球:¥2500~4000

③寿命(取り付け環境によって個体差あり)
白熱電球:1000~2000時間
⇒ 電球型蛍光灯:6000~15000時間⇒ LED電球:20000~60000時間

④メリット
白熱電球  ⇒ 低価格・過去基準となっているための馴染み、慣れ
電球型蛍光灯⇒ 省電力(白熱電球比1/3~1/4)・形状が豊富・照明器具が豊富
LED電球 ⇒ 省電力(白熱電球比1/6~1/8)・長寿命・発熱量が小さい

⑤デメリット
白熱電球  ⇒ 寿命が短い、発熱量が多い
電球型蛍光灯⇒ 点滅回数寿命、点灯までのタイムラグ、水銀含有
LED電球 ⇒ 高価格、照射範囲が狭い、重い、実績信頼性 

全体的な総評としては電球型蛍光灯とLED電球の耐久性は白熱電球と比べると勝れていますが、取り付け環境によってずいぶんその差があるようです。また、価格も同様で、上記に示した参考価格よりも高いものも安いものもあります。

そしてLED電球に関しては重量が重い欠点から器具によってはソケットへの負荷が大きすぎて脱落の危険性もあるようです。
また、光の質も数字上のスペック(ルクス)は満たしていても、その発光性質上、白熱電球に比べて青白く見えるので、やや暗く感じるのと、一定方向しか照らさない性質から照射範囲が狭いのが実際に感じる大きな難点になります。
市場解説から引用すると、白熱電球のソケットに装着可能な「LED電球」は近年、企業間競争などにより大幅に価格が下落しました。寿命や電気料金を考慮すれば白熱電球や電球形蛍光灯より低コストであるとアピールする向きもありますが、明るさや照射範囲などは白熱電球や電球形蛍光灯には及ばず、性能はまだ発展途上であるほか、新規参入メーカーを中心に粗悪品も多いとのことです。

そんなことを意識しながら過日ホームセンターに行った時、LED電球の売り場前には興味をもって説明文を読んだり商品を手にする人がけっこういました。
陳列棚正面には新規参入メーカー製の1個¥1980という格安のLED電球が大量陳列してあります。
店員さんに格安電球について質問しましたが、耐久性とか保障については自信をもってお勧めできないとのことでした。
そう言われると試してみたくなる性格の私は「お試し」のつもりで通常の白熱電球60W相当の型(7.5W)とミニクリプトンタイプ(3.5W)を購入して現在、営業企画室の玄関照明と自宅のアクセサリーライトに使用しています。 (どちらも1個¥1980)P8300092.jpg
左が白熱・右がLEDのミニクリプトンタイプ

光の質は正直言って、明らかに白熱電球や電球型蛍光灯よりも違和感を感じます。 (理屈はどうであれ、暗く感じます) 
「格安」に対する信頼度については交換後まだ3カ月しか経っていないので何とも言えませんが、しばらく様子を診てまた経過報告させていただきます。

さて、そんなわけで、一般家庭の「省エネ」として注目のLED電球ですが、確かに消費電力のメリットはありますが、費用対効果としてはまだしばらく様子を見た方が良いというのが今の私の感想です。

しかし、公共的な施設、店舗など、常時点灯しているような照明器具には十分なメリットがあると思います。
一般家庭でも場所によってはかなり有効です。
具体的には外部庭園等、室内の壁面アクセサリー灯、ダウンライトなど照射角の狭いサブ照明などです。
P8300098.jpg
額を照らすサブ照明をLED電球に交換してみました

要は電気代が勿体無くてあまり点灯しなかったメインではない照明器具などには電気代を気にせずに点灯できる安心感みたいなものでしょうか?

最後に結論をまとめます。
現時点での一般家庭における費用対効果、性能において「省エネ」の効果を最も得られるのは、やはり電球型蛍光灯への交換ということになりそうです。



誰もが知っている? メラミンスポンジ

2010 - 10/04 [Mon] - 00:00

家庭内の金属や食器についた手垢や水垢は蓄積されると薄汚い感じがしてとても嫌ですね。

以前はこれを落とすために色んな洗剤があって、皆さんはそれぞれお試しになっていたと思います。

そして近年になって、この用途に対して圧倒的に需要率が高くなったのが皆さんもうすでにご存じの「メラミンスポンジ」です。
PA010096.jpg

色んな商品名でスーパーやホームセンターなどの日用家庭用品売り場の店頭にいけば必ず置いてある白いスポンジのことですが、正式にはメラミンフォーム・メラミン樹脂などという名称で示されています。

従来のような洗剤ではなく、このスポンジは水を含ませて軽く擦るだけで手垢・水垢・茶渋などがサッと落ちる優れモノです。
こんなに便利なものなのだから10人中9人はご存じの上、使用されているだろうと思っていましたが、私がこれまで訪れたお客様のご家庭で、このメラミンスポンジを見かけないお宅がけっこうありました。
それはどこかに収納してたまたま見えないだけだろうと思っていたのですが、キッチンの水栓のお手入れの話などをする時にこのメラミンスポンジの事に触れると意外なほどご存じではなかったお宅が数件ありました。

また、「その存在は目で見て知っていたが、使った事は無い」という人を含めると、このメラミンスポンジを使っている人の割合としては10人中6~7人くらいに感じました。
これは我ながら予想外に驚きました。

そこで思ったのは、自分の尺度で「こんなもの誰だって知っている」と思っていることでも、中にはまだご存じではない事はけっこうあるかもしれないということです。

少し話は逸れますが、この仕事の営業をしていて私が特に気をつけていることは、「自分を含め、その業に携わっている人間からすれば常識的なことでも一般のお客様も当然知っていると思ったら大間違い」だということです。
「誰もが知っているかもしれない」という「かもしれない」の意味は「知らない人だっている」と同義と言えます。

それが顕著に表れるのが、お客様に説明をする際に無意識に専門用語を使っているということです
その専門用語の意味をお客様が理解されていれば何ら問題は無いのですが、人の言葉というのは意外と流れにのって知らないことでも雰囲気で捉えて納得したつもりになってしまいます。

話す側が無意識で難しい用語で話した時に「ちょっと待って」と、その用語の意味を問う人は、そのことに気付かせてくれるので実はとてもありがたいと思います。
これは技術系・設計系の人にとってはとても煩わしいことかもしれませんが、営業系の人間にはとても大切なことなのです。

私も建築とは別に客の立場でお店の店員さんや営業マンの説明を受ける時には解からない言語や用語を耳にした時は話を中断して聞き直すことが多いですが、それが正社員さんであれ、パートさんであれ、素晴らしい人も居る中、残念ながら不誠実な人も少なくないですね。
特に説明する側の人がよくわからなくて自信が無い時に専門用語を並べて誤魔化すのは最もよくありません。

職業柄、その時に相手がきちんと察して話を仕切り直してくれるか?逆に面倒くさそうな態度になるか?そこで相手の資質を観てしまう嫌な習慣もついてしまいますが、自分がお客様に物事を伝える上では重要視しています。

さて、話は「メラミンスポンジ」に戻ります。
大半の人はご存じでも、もしかしたら未だご存じではない、または知ってはいたけど使ったことがないという人の為に敢えてご紹介します。

ここでは家庭内の「水周りのお手入れ」に絞って、その効果と使い方、そしてちょっとした予備知識などを書いてみます。

まずは使い方
ご存じの通り、スポンジに水を含ませて軽く擦るだけです。
これに洗剤をつけてもあまり意味がありません。
なぜなら洗剤は汚れを「溶かす」・「分解する」ための作用ですが、メラミンスポンジは超微粒子で研磨=汚れを削り落とす方式だからです。

用途は蛇口などの水栓金具のメッキ類・キッチンのワークトップ(天板)・金属製の食器(ボールなど)に最適です。
メッキというのはピカピカだからこそ質感を高く感じるものなので、汚れてきたからキレイにするのではなく、常にキレイに磨く習慣をつけられることをお勧めしたいのですが、そんな時に洗剤やブラシを用いずに水をつけてサッとこするだけのこのスポンジはとても手軽で便利ですね!

水周りのメッキは手垢・水垢の汚れだけではなく、水道水に含まれる塩素の痕も気になります。
キレイにしたつもりでも水分が乾くと表面に白く痕が残るのでスッキリしません。
だから、メラミンスポンジで水洗いした後はさらにもう一拭きして水分を完全に取り除きましょう。
PA010098.jpg

そんな時は布巾よりも吸水性の高いペーパータオルがけっこう便利です。
PA010099.jpg

ミシン目1枚分で十分に拭きとれるので決して無駄遣いにはなりませんよ

PA010100.jpg
毎日見て触れるメッキ部分は常に清潔に光っているととても気持ちが良いので、「誰がやる?」というよりも蛇口の傍に置いておいて、誰となく気がついたら小まめに手入れされることをお勧めします。

皆さん、キッチンの天板は料理の後に台布巾で毎回キレイに拭いていらっしゃると思いますが、やはり布巾で水拭きだけだと油や水垢は少しずつ蓄積されていきます。
毎日の暮らしの中ではその汚れ跡は目視で気付くまでに時間がかかりますが、他人のお宅の台所を見ると一見キレイに見えてもそれはすぐにわかってしまいます。
これも通常は台布巾で水拭きしても定期的にメラミンスポンジで擦ってみると驚くほど油汚れが落ちます。
PA010101.jpg

特に表面がザラザラのステンレストップはその凹部分に汚れが溜まるので水拭きだけでは凹の汚れは拭き取れません。
但し、キッチンの天板のように面積の広いところはけっこう気合を入れてゴシゴシと擦ってしまいがちですが、こちらは水を多めに使った後、蛇口のようにペーパータオルで水分を取るのではなく、あまり強く絞らない布巾でメラミンが削った白濁した痕を数回拭いてから最後に強く絞った布巾で仕上げるとキレイになります。

さて、そんな便利なメラニンスポンジにも欠点があります。
それは機能・性能ではなく、原料に起因する環境に対してあまり良い物ではないと言われていることです。

ちょっと難しい解説になりますが、このメラミン=メラミン樹脂とは科学的に反応させて硬化した樹脂なのですが、その際、ホルムアルデヒドが使用されています。
ホルムアルデヒドとは過去にビニールクロスの糊に含有されていたことで社会問題になりましたね。

ホルムアルデヒド樹脂自体には毒性は知られていませんが、製造工程によっては残存するホルムアルデヒドの毒性を問題視する人もいるようです。
しかし、万一誤って口に入った場合でも、体内で吸収されることなく排泄されるので、日常生活上、このスポンジで磨いていても特に実害は無いそうです。

但し、このスポンジは茶渋などを落とすにも優れているのですが、食器などを磨く時は、最後に良く水で洗い流すことが大切です。
神経質な人は食器類に使用するのは止めて、蛇口や家具などのお手入れだけに使用した方が無難かもしれません。

他にもこのメラミンスポンジは網戸の掃除などにも優れているようです。
洗剤のように化学的なものではなく、研磨するものなので、ホルムという名称にあまり過敏にならなくても手軽で優れたものとして安心して使用していただいてよいのではないかと私は思います。


このカテゴリーのページでは、特に「建築」のジャンルに捉われない、皆さんの暮らしの中の極身近なことでお役に立ちそうな情報を発信していきます。

中には誰もが知っているようなこともあるかもしれませんが、それでも構いません。
暮らしに役立つ身近なことで「こんなのはどぉ?」という情報がございましたら、このブログでも是非ご紹介させてください。
情報を提供していただける方はE-メール またはFAXにてお知らせください。


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学べる本

2010 - 10/08 [Fri] - 00:00

日常的なお客様との対話やこのブログの記事を書く時に、私が意識的に心がけていることがあります。

ブログの記事では時折触れていますが、それは「お客様の目線で物事を伝える」ということと、「誰もが知っているだろう?とは限らない」ということです。

私の事で言えば、それは建築に関することになりますが、どの業界においても共通しているのは、その業界ならではの専門知識があって、それを表現する専門用語が多く使われています。

仕事として日常的に使っている専門用語は自分の中では「常識」として当たり前に使っていますが、同じ業に携わっていない人に対してこの専門用語をはじめ、仕事として習得した知識を相手に伝える時に果たしてそのままの言葉や内容で伝わっているかとうことを考えながら話すことを意識しているかどうか?

そして、専門的なことを経験で得た知識は慣れによって自分の常識になっているが、それは それくらいのことは誰もが知っていて当たり前のことだという錯覚をしていないか?

このことは日常的な慣れによって意識しているつもりでいても意外と感覚が麻痺していることが多いです。
そもそも私の場合、このような対象になる人とはほとんどが一般のお客様になります。
お客様は当然ながら建築に対する専門的な事などわからないからこそ、私共のような専門業者に相談してくださるのですから、むしろ自分では「誰もが知っている」と思っていることこそが相手が知りたいことそのものだったりするわけです。

先日、妻が持っていた一冊の本にふっと反応しました。
それは最近テレビでも特番を組まれる程有名なフリージャーナリストの池上彰氏の本でした。

PA070109.jpg

多くの皆さんは既にテレビ番組を観てご存じのことと思いますが、政治や経済のことについて、現在起きている諸問題をとても分かり易く解説してくれる人です。
その解説はテーマとなる諸問題の仕組み・現状・原因・経緯・展望についてどんな質問にも誰にでも解かるように話されます。
その解説は毎日新聞やニュースに目を通している人からすればあまりにも目線が低いので、さもすればそんな誰でも知っていることを更に掘り下げて説明するなんて人をバカにしてるのでは?と思える程丁寧で、小さな子供でも理解できるような優しい応え方をされていますね。

妻に「この本、おもしろいかい?」と聞くと案の定、「あなたが読んでもわかりきってることばかりだから物足りないかも」という答えでした。
そして実際に読んでみればやはり全体の8割以上はわざわざ解説を読むまでもない内容の事例でした。
しかし、テーマとなる問題の歴史や経緯については自分も知らなかったことがけっこうあったことも事実です。

確かに彼が解説するテレビ番組を観ていると、受講するゲストの面々の質もありますが、それにしても「こんなことも知らないのか?」ということばかりで驚愕します。
まぁ、バラエティー番組なので「おバカキャラ」を売りにするタレントさんが多く出ていることもありますが、それにしても聞いていて「よく恥ずかしくないな」と呆れることもある半面、中には「あっ、それ自分も知らなかった。そうだったんだ?」ということも要所要所にあったりするのです。

何よりも政治や経済に関するプロが、ド素人相手に目線を合わせて解説し、中にはウケ狙いのふざけ過ぎな質問にも温厚ながら的確に回答したり、時にはかわしたりする応対に集点を合わせて観ると物凄い人物だと思えてきます。
テレビの画面では実際に話す人の顔を見られるので場の空気も読み、演出も加えながら番組が作られるので、より伝わり易いと思いますが、書籍では不特定相手に一方的に解説するので、その文体力が問われますが、この本ではテレビで観る池上彰氏そのものの言葉が伝わってきます。
つまり、私はこの本の書いてある内容よりも、その伝達の仕方に共感し、学ぶこともありました。

人間は経験や学習を積んで得た知識は自分の頭の中ではそこまでのプロセスは徐々に意識から離れ、そこから先の応用のために効率よく役立てる仕組みになっているので、永く多く習得してきた知識ほどその基本を相手に伝えるのが煩わしく感じてくるのは仕方のないことですが、専門的なことが解からない人から相談や質問を受けたのであれば、自分が最初に学んだ仕組みに戻って低い目線で要点を示すことが大切です。

現代はインターネット検索であらゆる分野の専門知識を誰でも簡単に知ることができる便利な時代になりました。
自分が深い関心や興味をもっている事であれば子供の頃の強制された学習とは違い、自ら要求して得た知識なので参考図書やインターネット検索でかなり高度な知識も得られますが、反面、基本的なプロセスを飛ばして専門的な事を学んでしまうと方向転換が必要な時に応用が利かなくなっていたりします。
言葉は悪いのですが、俗に言う「素人博士」というのがそれで、むしろ最初から何も知らない人よりも原点を理解していただく伝え方が難しい時があります。

その業を専門に携わり、糧を得る人を「プロ」というわけですが、プロはもちろん高度な専門知識が必要です。
お客様に対して、自分の高度な知識を示して信頼感を得るというのはとても説得力があり、客観的にわかりやすいパフォーマンスだと思います。
しかし、お客様が求めているのはそればかりではありません。
少なくとも自分の経験ではむしろ、一見常識的なことについて「平たく」説明を受けたい人の方が多いです。
我々は微力ながらも一応はプロですから、その分野においてはお客様より知識があって当然ですが、大事なのはその知識よりも、相手が求めている答えとその応え方だということです。

今回の記事のカテゴリーは「暮らしに役立つ情報」ですが、少し内容が外れてしまいました。
しかし、私がお伝えしたかったことはis・Living常にお客様の立場になってお客様の目線で応対することを常に心掛けているということです。

どの業界もそうであるように、建築も多義に渡って奥の深い世界ですが、それら一つ一つをお客様との対話の中で雑学的にお話することで興味を高めていただけるようにしたいと思っています。
家のリフォーム工事だってそれなりにお金を掛けるのですから、その計画段階からお客様にも積極的に参加していただけるような楽しい工事にして、一緒に完成を喜びたいというのがいつも私が思い描く理想です。

物事を知ることはもちろん、その知っていることの人への伝え方について、池上彰氏の著書は少なからずお手本になるというご紹介でした。

is・Livingでは住宅リフォームに関するご相談を随時承っております。
建築・インテリア・資金計画など何でもお気軽にご相談ください。

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サブ照明・スタンドの奨め

2010 - 10/17 [Sun] - 00:00

皆さんのお宅では、リビングや寝室などの照明器具は天井中心部にあるメイン照明以外にも天井の隅などにあるダウンライトや壁などに取り付けるブラケット照明といったサブ照明、またはそれが付いていなくても床置きのスタンドなどを使用されていますか?

広いリビングなどには新築時からダウンライトが装着されている場合が多いと思いますが、壁に付けるブラケット(掛けるという意味)照明とか額縁などを照らすピクチャーライトのような機能よりも演出とか遊び要素の照明器具が付いているお宅はまだそれほど多くはないと思います。

実際にこのテの照明は、プラスα的なものなので、機能性でいえば暮らしに必要なものではありません
サブ照明はそれだけを点けても部屋全体が明るくなるわけでもないし、私の周りには、さもすればそれは贅沢品みたいにおっしゃる人もいました。

P8300098.jpg
アクセサリー的要素の壁付照明(写真は本社ショールーム)

確かに照明器具の主目的は暗くなった部屋を明るく(見えるように)照らすという機能としての役割ですが、観点をインテリアとして見ると、このサブ照明は部屋の雰囲気を演出するものとしてはとても効果を得られると思います。
たとえば、同じ壁に絵を掛けるのでも、ただ額を吊るしただけと、そこにピンポイントで光が当たっているのとではその絵の映え方は雲泥の差があります。

天井のメイン照明だけの場合だと、部屋自体は明るい割に、よく注意してみると、光はほとんど天井で反射していて、目の上は確かに明るいけれど座った場所のテーブルの上などは案外暗かったりしませんか?
これは多分に「慣れ」によって平気になってしまいがちですが、夜、普通に座って新聞や本を読むと天井に比べて手元が暗いケースが多いです。

「暗いから読みにくい・・・だから読まない」ということになっているかどうかは解かりませんが、夜でも読み物をされる人は大概はスタンドなどのサブ照明を点けているのではないでしょうか?

これは読み物に限ってのことではないのです。
食卓に当たる光、床に座って寛ぐ人に必要な光、色んなシチュエーションで天井のメイン照明1点だけなのは目線が常に立った位置の目線よりも上に光が集まっている状態といえるのです。

もし、お部屋にサブ照明が付いているお宅で、平素は点灯せず、来客の時だけスイッチを入れられているようでしたら、もしその理由が単に「節電」ということですと、あるべくしてある器具を使っていないことの方がちょっと勿体無い気がします。

現在、このようなサブ照明が付いていないお宅の場合でも、リビングなどには置き型のスタンドを点けると部屋全体の光が軟らかくなり、上記と同じように光を追う目線が下がるので、部屋にいる時に目に優しいのと同時に部屋の雰囲気が温かみがあって軟らかい感じになります。

PA150015.jpg
スタンドを点けるだけで目線が軟らかくなる効果があります

部屋の絶対的な広さが無い場合でも棚の上などにちょっと光を灯してあげるだけで部屋に温もりを演出できます。
但し、現実的には後から購入する市販の置き型のスタンドなどはコンセントやスイッチの位置などの関係で、いちいち点灯させるのが面倒な場合が起き得るかもしれませんね?

こればかりは「慣れ」とか「習慣」によって必然化することは難しいかもしれませんが、コンセントやスイッチを加工することは可能です。
is・Livingでは、お部屋のリフォームを承る際によくこのサブ照明のご提案をさせていただくのですが、それまでサブ照明に馴染みの無いお客様の場合はスイッチ回路を分けずに、メイン照明と同時点灯させることもあります。
それだけ聞くと強制的に電灯が増えるような誤解を受けそうですが、その際は必ずトータルの電気消費量と器具の位置、個数を整理していますので、これによって著しく電気代が上がるようなことは起きませんからご安心ください。

もちろん、読書など、目的が明確な場合は、その目的に見合う照明器具が別に必要ですがそれはお客様側でもお好きな器具を簡単に購入できますので、必要に応じた器具を選んでください。
器具の選び方に迷った時は外で購入するものでもis・Living にご相談いただければ喜んでお手伝いいたします。

PA150012.jpg

夜の寛ぎの時間を快適に過ごす為に部屋の明かりを見なおしてみてはいかがでしょうか?
is・Livingでは、高価な器具を用いなくても間接照明や壁照明などは工夫とアイデアで造作するローコストのオリジナル照明をプロデュースしています。
照明に関するご相談は下記までどうぞお気軽にご相談ください。

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is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

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当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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