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作業場を有効に使いきる為の部分解体工事

2012 - 02/27 [Mon] - 00:00

前回、その取っ掛りを紹介した築地市場内の水産加工会社の作業場で工事した作業風景を紹介します。

題して:「予定外のトラブルに見舞われる」

市場が連休となる日に当てて、その前日の午後から現場に入り、実質2日半をフルに使って鮮魚加工場の床(コンクリート土間)の段差部分とその頭上のステンレスの下がり壁を解体し、床を左官、天井の一部を板金した後、床には防水塗料を塗布する行程ですが、キモとなるのは限られた時間内で左官したコンクリートと防水塗装した後の乾燥時間だということを前回の記事で書きました。

まず、コンクリート床の解体に関しては、その表面を割った時に中身がどのような状態であるかで作業重度が変わってきます。

P1040930.jpg

以前、並びの棟で同様の工事をした時には表面を砕けば中身は砂利だったので解体作業そのものはそれほど辛いものではなかったのですが、今回も同じ建物だから同様であることを期待しつつ、一方で中身が頑強にコンクリートを打ってあり、更には鉄筋やメッシュ類で補強されていることも想定して作業時間を予測します。

で、その結果は見事に後者=頑強なコンクリートの塊+メッシュ(鉄筋)がしっかり詰まっていました。
これを現場入りの夜中までを使ってとにかく真っ先に解体します。

P1040942.jpg

2名の作業員で2台のピック(粉砕機)を使って端から根性で土間を砕き、そのガラをもう1人の作業員が順次外に運び出してトラックに積むという単純ながら重労働となる作業が延々と続きます。
効率を上げる為には一斉に休憩をとるようなことはせず、私も含めて残りの人員をローテーションに加え、順番に小休止をとりながらも機械だけは止めることなく作業を続けていきます。

この現場はスペースの関係や機械に使用する電気容量の都合で機械は2台がベスト、このやり方しかありません。
その中でせめて円滑に作業を進行できることを願いながら作業に臨むわけですが、築50年を経過しているこの古い建物は我々の作業をそう簡単に迎えてはくれませんでした。

解体作業が始まってすぐの15分後、作業員の1人が「あ、あれれ?」と手を止めました。
「どうした??」と皆が寄るとそのピックの先にある割れたコンクリート土間から何やら「管」らしき物体が現れたのです。

P1040937.jpg
写真中央やや上の白い部分がその管を覆っている部分

地中ならまだしも、基盤から15㎝上がったコンクリートのステージに埋まっている「管」って何なんだ??
ステージ上にはそのの端末は一切ありませんから、まずはそのが何なのかを「予測」で検証しなければなりません。

元々、釜が設置してあった場所ということで、これが排水管であれば既に使用していないから構わず叩き壊してしまえば済むことです。
しかし、管の径は排水には細すぎます。

給水管だった場合、それが生きていれば気づかずに割ってしまうとその場で水が噴き出します。

一番怖いのは「釜があった」ということでガス管だった場合です。

とにかくこのの姿を露出させるべく、管の周りを丁寧に壊していきます。
外観は鉄管でその当時の物なので判別はできません。
けっきょく無暗に撤去はできないのでまずはその管がどこから来ているものなのかを探すために今回の作業箇所以外の場所をゆっくり壊しながら探し当て、その管が生きているか、不要なものかを確認し、もしも生きていた場合は急遽壁際の方に引きまわす新たな配管工事を割り込ませなければなりません。

P1040943.jpg
うわぁ~・・・もうワケワカリマセン

一晩で一気に壊すことに臨んでいた作業員たちからすれば、この様なイレギュラーな障害で作業が一時ストップしてしまうのは士気にもダメージを受けてしまいますから、とにかくこの「謎の管」の正体をいち早く検証しなければなりませんでした。

そこで確認の為にこの建物の水道とガスの元を止めなくてはなりません。
幸いこの日は並行して給湯配管の工事も行っていたので、その職人さんに元を止めてもらったのですが、実はこの建物は長屋形式他の企業さんのテナントも入っています。
更に長年の間に水道もガスも電気もあちこち配管の引き直しが行われていて配管経路は地中から壁の露出までとにかく何もかもがグチャグチャでした。

「おそらくここだろう?」という元のバルブを閉めたら他のテナントさんから「ガスストーブが消えた」とか「水が出ない」と言われパニックに陥ります。
外は間もなく日が暮れて真っ暗になるので冷静になってこの管の元を探らなくてはなりません。

けっきょく外の路面を埋め戻した工事痕を辿って元を見つけたのですが、その場所はおよそ想像もつかないような場所にありました。

また、このはお隣のテナントの方まで貫通していることを発見してしまいました。
隣のテナントの配管を地上のコンクリートの中に埋めるなんて考えられませんが、もしお隣の管であればそれこそ勝手にいじるわけにはいきません。

P1040945.jpg
えっ?お隣まで貫通してる??

作業員たちは益々動揺してしまいます。
現場監理というのは、そんな時こそ慌てず冷静に作業の進行を判断するのもある意味大事な仕事になります。

気がつけばを発見してから既に1時間を経過しています。
原因追究している間にも手を止めず、他の箇所の解体作業を指示します。
そして、原因がようやく特定されました。

まず、このは一番最悪のパターンである「ガス管」ではなく「給水管」であることが確認できました。
次にこの管が隣のテナントのものか?という疑惑も複雑に切りまわしされてこの現場に戻ってきていることが確認できました。
そして最後に、このが現在生きているか?ということの検証ですが、これはもう一か八かの賭けで思い切っての一部をカットすることにしました。

一気に噴き出さない様に手ノコでゆっくりと切っていきます。
そろそろかな?と思う地点でサビで赤くなった水がにじみ出てきました。
生きた管であれば赤サビは出ず、その水も一気に噴き出します。
しかがって、この管は死んでいることが明らかになり全員ホッとしたのでした。

P1040946.jpg
「死に管」と判り、サンダーで一気に切断します

そうと判ればあとはこのを気にせずに管ごと一気に解体するだけです。
このように不意なトラブルで工事が工事が中断した時には最悪の事態を想定して作業判断するのですが、問題が解決すれば一気に気持ちが軽くなります。

外は既に暗くなっていました。
気持ちの上では時間的に1分1秒でも早く終わらせたい思いなのですが、トラブルの原因が判ったので、思い切って敢えて全員揃って1時間、夕食休憩を取ってもらうことにしました。
こうして現場の空気を変えて気分新たに作業してもらうことも恐らく結果として時短につながるだろうという判断です。

皆が食事に出た後、私は「見張り番」と称して現場に残ります。
そしてその間にも現場をかたずけたり、ガラを搬出したり、少しでも自分でもできることをやっておきますが、これもあまりやり過ぎるとその間休憩している作業員に対して嫌味になるので、ほどほどの加減には案外気を遣います。

その時に再び予想外の問題が発生してしまったのです。

っと、何だか勿体つけてしまいますが、これ以上は長くなるのでこの続きは次回に繰り越しますね。

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