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工事計画前のクリーニング

2012 - 05/16 [Wed] - 00:00

いつもお世話になっている築地に本社がある水産会社「中島水産」様は百貨店をメインに全国に鮮魚店舗を展開しています
今回、その中から1店舗、バックヤードを中心に老朽化した箇所の部分改修のご相談を承りました

P1050637.jpg

場所は池袋の駅横、地下ショッピングモール「ISP」に出店されている店舗です
さすがに大都会の駅横だけに多くの人で賑わっているところですが、この場所自体はもう何十年も前から存在し、時代とともにリニューアルを繰り返しながら今日のモールが形成されています

そのモール内の各店舗はもちろん現代風のモダンなデザインで適切な明かりと共に人の目を引き、足を止める様な様々なお化粧と演出がされていますが、実は一皮剥けばその内装下地は何十年も前のままの状態なわけです

各テナントはお菓子屋さんの様に既に製品化されている商品を陳列して販売するところと、中島水産さんのようにバックヤードで製品加工しながら店頭で販売する生鮮品屋さんがありますが、このバックヤードを持つ形体の店舗の場合、当然ながら「お金を生むスペース」ではない為、店頭の明るい華やかな雰囲気とは違い、飾り気が無く、内装も昔の下地のままです

それでもショッピングモールの管理者は定期的に検査を行って店頭、店内、バックヤードともに安全で清潔な環境であるかの検査を行って正しい維持・管理を行っていくわけです

この場合の「安全」とは防災に絡む避難路の確保や環境みたいなものを指し、商品そのものの安全については各店舗毎の責任となります
「清潔」とは、その商品管理も含めて環境全体を示します

この検査では例えば安全に関わる箇所としては避難口前に商品が置かれていないか?とか、定められた位置に消火器が置いてあるか?といった項目にはじまり、バックヤードの衛生状態などもかなり厳しくチェックされます
例えば照明器具についたホコリとか排水溝の詰りまど、話を聞けばそれはもう「重箱の隅を楊枝で突く」ほど細かいところも指摘されるそうですが、診られる方はうるさく感じてもそうゆう細かいチェックを定期的にすることで常に意識を高め、しいては健全な環境を維持できることなので大切なことだと思います

しかし、一方で「そこまで診る?」と思うほど厳しい一面もあり、本来の目的を越えてまるで「粗探し」みたいに感じるほどシビアな指摘を受けていることを今回知りました

それはこのバックヤードの老朽化している部分についてです

例えばですが下の写真、一見茶色い液状のものが垂れ落ちたように汚れていますが、ご覧の通り、天井付近である為、人的行為で汚したわけではありません

P1050360.jpg

まして、壁面そのものはむしろキレイな程です
ではこの汚れ、一体何か?と言えば、老朽化した躯体の中の鉄筋が長年かけて起きた「伝い水」によって出て来た(サビ)なんです
これは普通に洗剤つけて擦っても拭いても取れはしません

本来であればこれは入居テナントさんに起因して起きたものではないので、この施設の所有者の範疇とも言えるのですが、錆が噴出した箇所がテナント専有部なので「キレイに掃除しろ」という指摘になるそうで、聞く限りずいぶんと理不尽に思えます

他にも何か所もそのような指摘事項があり、それに加えて中島水産さん側で行った内装の老朽化も混ざり、とにかく指摘と是正の繰り返しでも一向に解決に至らないという現状でした

バックヤードの使用度と経年による老朽化や破損個所は下の写真の様に一見して補修工事の必要性を感じました

P1050372.jpg
<床の防水塗料の剥げ>

P1050361.jpg
<ステンレス隅のめくれ>

P1050375.jpg
<スイッチの劣化>

などなど・・・

しかし、その他に前記のような直接起因していない建物本体の老朽化による劣化箇所なども含めてバックヤードを一気にリニューアルしたいというのがお客様側の希望です

ただ、私が気になったのは建物の老朽化に起因する劣化箇所以外にも長年ここを使用しているが故に起きる慢性的な散らかり方、汚れというものがけっこう目立って見え、中には「それは指摘されても仕方ない」と思える部分も見受けられたのです

P1050660.jpg
例えば棚・収納内の整理整頓

P1050379.jpg

空調ルーバーの汚れ(ホコリの付着)

P1050378.jpg
老朽化で使用不能になった給湯機の放置

P1050377.jpg
表示パネルが汚れで読み取れない

などなど・・・
これらを含めてこの際一気に新しく交換しようとのお考えでした
しかし、棚や収納は取付位置に使いにくさを感じるものの、本体は全然しっかりしています
空調ルーバーは機能的に故障が無ければ掃除でキレイになります
使用していない古くて汚れた器具類は撤去か掃除で解決します

施工業者としてはこれらを一気に交換工事させていただく方が工事内容のボリュームが増え、それは当社の売上に直結するわけですから本来嬉しい事なんですが、私個人的には工事する必要の無いものを交換してしまうのに抵抗を感じました
そこで、工事見積をする前に一度専門のクリーニングを入れて館内検査を受けてみては?という提案をしました
キレイにすることで指摘されていた事項の大半が解決しそうだったからなのと、そのようなアクションを認めてもらおうという期待感からです

考えてみればこの店舗は年中無休
営業時間は10:00~21:00ですが、社員さんたちは早い人で6:30には出勤されています
その上で営業時間外に店頭に加えてバックヤードをマメに掃除することは理想的ですが、現実はかなりキツいことだと思います
恐らく同じような環境条件のところは小売店舗のみならず企業では少なくはないでしょう

だからこそ、そこには専門の清掃業者というものが存在するわけですが、そこにはコストがかかりますから、現場を知らない人からすれば「掃除くらいは社員が毎日する習慣を・・」と思うのもよくわかります

今回、そのような現場を客観的に目にしてあらためてよく考えることができました
そして結論としては当社で集中クリーニングを承り、検査を受け、その後に必要と思われる箇所をピックアップして適切な工事提案とその見積もりを出させていただくくとになりました

P1050567.jpg
そして過日、そのクリーニング作業を実施しました

このようなバックヤードの作業はスペースが無いので人海戦術で大勢の人員を導入しても効率が上がりません
今回は3~4人態勢で3夜連続での夜間作業でシフトを組みました

P1050568.jpg
当たり前ですが手をつけるのは上から下、つまり天井~壁~床の順で磨いていきます

ステンレス製の冷蔵庫や作業台もプロが磨くとピカピカの度合いが明らかに違います
翌朝に社員さんが出勤された時にキレイに輝く現場を観て「ぉおおお~」と驚いてくれるようなリアクションを期待し、想像しながら作業していると1人で笑みが浮かんできますね

そして予定通り、3日間で一通りのクリーニングを終え、先日無事検査を受け、特に大きな指摘を受けることもなく、ホッとしたところです
但し、それは検査が通ったことでもしや「これならもう工事しなくていいかも?」なんて言われてしまう可能性もあり、それでは本来の商売を自らつぶしてしまう懸念があります

でもお陰さまでその心配は無用でした
「検査は検査、是正課題は是正課題、引き続き工事提案をお願いします」
と担当課長さんに仰っていただきました
とても嬉しいことです

そして再度調査して工事個所をせいりした上で再度見積を提出し、その決済をいただきました
これから6月にかけて小刻みに行程を分けての夜間工事となりますが、またその模様もお伝えしていきたいと思います

今回は小売店舗のバックヤードを例に紹介しましたが、実はこれ、皆さまがお住まいの住宅にも同様のことが当てはまります
以前から私が事あるごとに訴えている「断捨離」 つまり、今ある不要な物、この先も使わないであろうものを思い切って一度整理して処分するという行為は正にこのことと同じで、リフォームを計画する時に既存のものを全て交換することは簡単ですが、キレイにすることで生き返らせることができる要素はたくさん秘めていると思います

これは無駄(この場合は「不要」)な工事をしないことによるコストダウンとその分をアメニティーの向上となるインテリアに費やす方がお金が生きるという事です

ちょうど時期的には「衣替え」
わかりやすいところで衣類の整理をすることで不要な在庫を思い切って処分してクローゼットをすっきりさせてみてはいかがでしょうか?




 








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Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

is・Livingの全ての仕事は
「暮らし」がキーワード!
当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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