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「家財整理」も仕事です

2012 - 10/05 [Fri] - 00:00

いよいよ9月着工した新築工事ですが、この計画に着手したのは遡ること1月の事です

基本計画を立て、プランが決定すればあとは設計士が実施設計を行い、建築確認申請を出すわけですが、その間当社は何もしていないのかといえば、そうではありません

基本計画は1月からじっくり時間をかけて4月にガイドラインが決まりました
そして同月、信頼のおける設計士を紹介し、本格的な設計図の作成に着手しました

そこで5月に入って、is・Livingは建替え前に解体する既存の建物の中の家財整理を請け負いました

P1040896.jpg

1階が酒店のこの建物は木造地上2階建て、更に地下1階が「蔵」になっています
1階店舗の奥と2階が住居でその2階の一部はアパートにもなっている奥行きの長い建物です
築50年を超えるこの建物は施主の先代~先々代と親子3代がここで暮らし、酒屋さんを営んできました

3代目となる施主にとってそんな歴史のある建物を壊して建て替えるという事は周りには解からない色んな思いが籠っているので、この決断をしたのも感慨深いものがあったと思います
それを親友である僕に託したいと言ってくれた時にはそれはもう身の引き締まる思いでした

だからこそ、3代続いたこの建物を壊すのも、その前に3代分の残された家財を整理するのも自分の手で心を込めて携わりたいという思いでまずは家財整理~処分を承りました

店舗は当然営業しています
また、2部屋あるアパートにも人が住んでいます
施主は現在はこの敷地の並びに所有しているアパートの一室に住んでいるので、まず先に1階と2階の住居部分と地下の蔵の中を整理することにしました

信頼できる仕事仲間に相談して人員を揃え、手伝ってもらいます
ところが、その見積もりをする為に現場調査をしたものの、いざ着手すると3代分の家財は目測を大きく上回る量でした

P1040913.jpg

先代が先立たれてからそのままの状態だった2階は衣類や布団類が生々しく残されていました
はっきり申しますと「足の踏み場もない」状態です
つまり、部屋の間取りさえもよくわからない状態だったのです
押入の中も天井までいっしりと物が入っていました

P1040914.jpg

作業前に「残しておくものは取り出しておいて」と声掛けはしたものの、この状況でそれは現実的に無理だと解かりました
ならば、表面上は感情を捨て、淡々と「捨てる」ことに徹するしかありません

ゴールデンウィーク明け、我々は4~6人のメンバーで当初2階だけで3日間という見当で作業を開始したのですが、50年間以上積み上げた家財・家具はその見当の甘さを初日から思い知らされました
とにかく先に進めるように床に置いてある布団・衣類とそれを納めるケース類を流れ作業でどんどん出して行きます
私ともう1人が2階から階段の下にどんどん下ろし、下では分別と車両の積み込みを行います
収納場所の扉を開けるとまるで壁のように物がビッシリ詰っているのですが、昔ながらの押入は奥行きが深いので、出しても出してもなかなか物が減りません
途中で写真アルバムなどが出て来れば一応手を停めて脇にハネておきます

P1060147.jpg

こうして押入1ヶ所を空にするのに2時間以上を要しました
そしてタンス類もかなりの数があります
中身を出したらその場でハンマーやバールで解体し、1階では車両に詰め込む為にさらに細かくバラしていきます
洋服ダンスだけでも10竿以上ありました
そしてそのタンスを壊すとその向こうに押入が現れます
つまりそのタンスが置かれてからは恐らく一度も開けられていないであろう押入ですが、そこも中身はビッシリ!
いやぁ~、恐るべし収納力です

こんな感じで「ウソみたいなホントの話」で家具をどけると部屋や収納が現れるのです
それを50年分の煤を撒き散らしながらの作業はマスクをしていても鼻の穴が真っ黒になり、当初目論んでいた3日間が経っても2階の半分しか終わりません
それでも慣れとは恐ろしいもので、作業メンバー全員が体力的には辛いのですが、気持的には声をかけあい段々と楽しくさえ感じてくるのだから不思議なものです

そしてついに長い家屋の地番奥に辿り着いたと思ったらその向こうにもう一部屋現れたときにはさすがに腰を抜かしそうになりました

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おそらく施主が子供の頃に使っていたであろうこの部屋は2台の2段ベッドにもビッシリと物が詰まっていました
聞けば昔は使用人さんがここで住み込みで働いていたそうで、そんな話を聞くとやはり歴史を感じます

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そしてついにこの部屋も空になりようやく2階の住居部分が空にするのに要した日数は予定の倍の6日間でした

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窓を開けにいくことも困難だった店舗上部のサンルームは板の間だったことがわかりました

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昔の家らしく押入の数はもうわからないくらいそこら中にありました

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ついに空になった2階を端から見ると、あまりの広さに驚きました

でも一番驚いていたのは施主のご家族で「こんなに広かったとは・・・」と絶句状態でした

こうして親子3代、50年間に渡って住まわれた家の家財を全て撤去して空っぽにまりました
やはり親友である施主も色んな思いでしばらくこの家の中を黙って見ていたのが印象的です

こうした思い出が一杯詰まったものを処分する時は、そこに住んでいた人が作業をするのは時間的にも感情的にも路労力的にも事実上は難しいことなんです
どうしても手にしたものを見ると一つ一つの思い出が浮かび、手が止まってしまったり、処分するはずの物をついつい残そうとしてしまいます
しかし、これから新しく建替えをするという事は未来に目を向けて行く為に過去はある程度思い切って切り捨てなければなりません
それを自らの手で行うことはある意味では辛い面もあるわけです
だからこそ、その作業は他人が淡々粛々と行う方が望ましいわけですが、反面、あまりにも事務的にポンポン捨てられてしまうのもお客様の立場になってみると切ないものです

今回の施主もそんな思いが強かったので敢えて親友である私にそれを託していただきました
この様な仕事は過去に何度も承っていますが、どの物件も理屈だけではない、こういった想い・感情も受け止めて気持ちを込めて作業に取り組みさせていただいております

「どうせ壊すのだから」という雑な作業はせず、空になった家屋はきちんと掃除した状態でお客様に見ていただくと喜んでいただけます
今回の現場では施主の住まいがすっぐ隣ということもあって、作業期間中は何かと作業員に感謝の言葉をかけていただきました

正直なところ予測を遥かに越える処分量の多さに当車も請負い代金も作業量も大きな負担となってしまったのですが、施主から心から労っていただけて、気持ちの上ではとても良い仕事をしたという充実感があり、商売抜きの満足がありました

さて、この後は解体直前に一気に店舗の整理と仮店舗への引越し作業となります
次回はその模様をお伝えしましょう!



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アイエス・リビング株式会社

Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

is・Livingの全ての仕事は
「暮らし」がキーワード!
当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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