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納戸は「上」の使い方が肝

2012 - 10/17 [Wed] - 00:00

住宅リフォームのご相談を受ける時、一番ご要望として挙がるのが「収納を多く」というものです
今現在ある物をとにかくこの際きっちりと納めたいと思われるのは当然だと思います

以前の記事で、私はこの収納を確保する際、その前にまずは「断捨離」すること・・・つまり何でもかんでも納めるのではなくて、この際、本当に必要なものと不要なものを判断してから適切な収納スペースを設けましょうというアドバイスをさせていただいていることを書きました

全てのお宅がそうだとは申しませんが「断捨離」しないで今あるものを全て納めるスペースを確保するということは不要な物を再びしまい込んでしまうだけではなく、そこから更に物が増える・・・つまりその先は更にまた収納スペースが必要になりかねないということが予測されるとも言えます

お節介な話しかもしれませんが、スペースに限りがあるお宅ではやたらと収納スペースを設けることばかりではなく、決められたスペース内にだけ物を納め、その為には無駄なものは置かないという考え方を私は必ずお話します

しかし、スペースに比較的余裕があるお宅ではあまりストイックに「断捨離」を考える必要はありませんが、逆に言えばスペースに余裕がある分、無駄な物、不要な物を多く残してしまう可能性があります
また、同じ「収納庫」でも容量に対して入れるものがギリギリであれば何とか工夫して詰め込む手段を考えますが、余裕がありすぎると返って雑に積み重ねてしまい、容量に対して物の収まりが悪くなったりします

P1070158.jpg

昔ながらの「押入」というのは奥行きが約90㎝というのが定番ですが、棚は腰高に1ヶ所というのが普通です
これは上段に布団、下段に雑物・衣装ケースなどを納めると使いやすいわけですが、上段に形がまちまちの雑物を入れると所謂「積み重ね」的な収納のしかたになってしまい、きっちり収まらないばかりか崩れやすく、出し入れし難い状態を作ってしまいますね
そしてその場合、大半は頭上の空間に無駄が生じやすくなります

今回、某現場で何も無い状態の納戸に物を納める為の棚板をとりつけて欲しいというご用命を受けました

P1070140.jpg

約3.5畳くらいの比較的広いこの納戸はキッチンの真横にあります
なので用途としては食品庫としても使えそうですが、お客様のご要望で諸々の家財をここに納めたいということで棚板のレイアウトを考えます
このようなウォークイン型の納戸は奥から物を詰め込むと沢山物が入りそうですが、そこそこ使用頻度が高い物を納めるには収納力よりも出し入れの使い勝手がとても大事になります

最初のヒヤリングでお客様からはとにかく壁面一杯に棚板を付けて欲しいと言われていましたが、ではここに何を納めたいのかを聞くとけっこう漠然としています
その状態で多くの棚板をぎっちり取り付けてしまうと結局前記したように不要な物が増えるばかりではなく、使いたいものがいざとなると出しにくくなっていたりしがちになることをよく説明して私の考えを御理解いただきました

この現場では棚板は「L型」にレイアウトすることにしました
一見動線にかなりの余裕があるように見えますが、棚板に納めた物、特に下段に納めたものというのは取り出す際に引き出すことになる為、この動線が狭いと物が入ること以前に出し入れがとても不便になってしまいますから決して余裕を持ち過ぎることはありません

そして棚板の数もいたずらに多くしないことがポイントです
これもよくあるケースで「とりあえず」ということでかなり多めに棚板を希望される方が多いのですが、これは一見多くのものを納められそうに感じますが、返ってア覚める物の大きさや納める順番に制限が増えて使いにくい物になってしまいます

今回の現場では腰高のステージを組み、これを下段としてその上には高さを調整できるステー(レール)を壁に取付ることにして、その棚板はとりあえず3段分用意させていただきました
この方式であれば上段は必要に応じて棚板を増やすことができます

では具体的にその工事の模様を写真で紹介しましょう

P1070914.jpg
まずは下段のステージを受ける為の桟をL型に壁に打ち付けます

P1070915.jpg
次にそこに天板が乗る様にして鳥居型に板を組み、「脚」というよりも「壁」のイメージで支えを組んで床に固定します
材料はラワンランバー材という構造合板(厚さ18mm)を使用しました
このランバー材というのは一見よくあるベニヤ板みたいに見えますが、ベニヤは断面が何層にも重なってできているのに対して1枚の板を薄ベニヤでサンドされている為に横から釘やビスを打った時にしっかりと止まります

P1070916.jpg
木造住宅の場合は元の部屋の壁・床・天井の状態がきっちりと水平・垂直が保たれているかと思いきや?実際はけっこう狂っているものです
そこでレーザー光線を当てて、壁の曲がりや天井の下がりをチェックしながら微調整を行います

一見シンプルな工事なのでDIYでも簡単にできそうなのですが、予め寸法を測って材料を切ってから組み立てるとピッタリと床と壁に納まらず、脚がガタガタ・・・・なんてことになってしまいますので要注意!
この現場でもなかなか「直角」が出ず、端の収まりに苦労しました

P1070917.jpg
下段の脚組みが終わればその上の壁に可動棚用のレールを取り付けます

長手方向の棚板は1枚の長さが180㎝と長いので受けるステーは3列にしますが、これもきっちりと水平を決めないと板を乗せた時にガタガタとなってしまいます
まぁ少しオーバーに書きましたが、もちろんこの様な工事は慣れていますので約半日で完成です

P1070920.jpg

今回は合わせて洗面所にある約半間(90㎝四方)の収納庫にも棚板の取り付けを承りました

P1070912.jpg

こちらもレーザーを当てて、正しい水平位置を出してからマーキングしていきます

こちらはタオル類などのサニタリー用品を中心に収納するとのことで、用途に合わせた間隔で棚板は6段設置しました

P1070919.jpg

その用途に合わせて奥行き(約90㎝)の深いところに棚板の奥行きも断別に変化をもたらせているのが写真でわかりますか?
奥行きが深いと目線より高い位置では返って物の出し入れがしにくく、奥の物が見えなくなってしまうのでこのようにします

確かに棚板の面積が広い方が物が入る量は増えますが、使い難ければ入れたものが入れっぱなしになってしまいがちなので量よりも使い勝手を優先させたわけです

こうして工事は簡単に完了しましたが、大事なのはこの先の収納の仕方です
これは住む人それぞれの工夫に委ねることになるわけですが、とにかく言えてるのはあまり使わないもの、季節用品などは目線よりも高い位置にしまい、背の高いものは床から下段置きます
そして日常的に使うものは腰から目線に置くとくのは私が言うまでもないですが、色んなお宅を拝見させていただいていると、簡単な事にも関わらず、この目線より上の使い方が上手ではないお宅をよく見ます
見えないところだけについ雑に重ねたり、押し込んでしまうからなんですね
なので最上段はあまり高すぎない位置にして更に棚板の奥行きも控えめにすることで目の届くような物の置き方をされるととても使い勝手が良くなります

当たり前の事のようですが、「はっ!」とされた方は是非一度、収納庫の最上段の状態をチェックしてみてください

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Author:アイエス・リビング株式会社
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is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

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当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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