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開けてみなけりゃ最後まで解からない床下地

2013 - 02/05 [Tue] - 00:00

今回は府中市の旧公団分譲団地リフォーム現場
前回の解体工事に引き続き、床工事の模様をお伝えします

今回、全ての床の張替え(フローリング)を承ったのですが、和室が1室、既に和室を洋室に手直ししてある部屋が1室、更に6畳の台所に隣接した6畳の洋室・・・これもどうやら元々は和室だった痕跡が見受けられます
あとは浴室・洗面室・トイレ周りのレイアウト変更に伴う床上げもあり、一口に「全面」と言っても各ゾーンごとに床下の状態がどうなっているか?開けてみなければわからない状態でした

全面一体のフローリングとする為にはその床下の下地のレベルをキッチリと合わせるだけではなく、下地組みの構造や材料を揃えないと仕上がった時に見た目はキレイでも変に傾いて見えたり、足裏の感触に違和感が出たりしてしまいます
賃貸で貸す部屋ならともかく、これからここで暮らすのですから、そういった目でみた感覚以外の身体が触れて感じる部分の作りこみはコストとは関係なくしっかりと作りたいものです

しかし、元の下地が活かせるものならばそれを上手く活用すればコストダウンに繋がるので、事前の調査と「読み」に掛ってきます
正直に白状すると、今回この下地の「読み」が甘かったのです
場所は例の台所と繋がる「元和室~現在一体のフロ-リング」のいわゆるLDKとなる部屋です

表面から見てもその部屋の継ぎ目(堺目)は何となく素人っぽい工事が施されていたのですが、ご予算との関係もあって下地組そのものは既存のものをベースに部分補修でレベルを調整していこうという見積で計画をしました
しかし、解体工事で既存の床を剥がした瞬間、これは補修で済むレベルでは無いとすぐに直感しました

やはり嫌な予感は的中で、元のフローリングを剥がしてみると台所側はその下に元々使われていたPタイルが現れました

P1080227.jpg

そして隣の元和室側のフローリングを剥がしてみると下地のベニヤが無く、杉の板が根太の上に不規則に置かれ、その上からフローリング材を釘で打っていたのでした
現調の時点で足裏の感触からもそんな気がしてはいたのですが、まさかここまでとは・・・・・・
更にその下の根太もコンクリートのスラブ(床面)に適当に並べられ、それがブレないようにある部分はモルタルで盛ってあったり、ある部分はコンクリート釘で打ち付けてあったりとかなりいい加減な下地組が施されていたのです

P1080234.jpg

もうこの時点で既存の下地組みを補修するという当初の計画は頭の中から消え去りました
コストに関しては取り決めした見積額でお受けした以上、お客様に更なる負担をしていただく事はなるべくしたくはありません
大工さんと相談の上、ここはコストよりも満足いただける工事をしようということでコストのことは後ろ回しにして思い切って全ての床下地組を解体し、新たな置き床材を用いて全てを作り治すことにしました

P1080241.jpg

新しく造る床の下地はレベル(高さ)を微調整できる脚をもつ置き床専用の束です
底に置く部分がゴム製なので振動や音を吸収する役も果たします

P1080426.jpg

これを縦横に45センチ感覚に置き、その上から下地となるボードを敷きつめていきます
このボードは束に着いているものと同じコルク素材のもので、暑さも同じ20mm、強度と吸音・吸湿・吸振性に優れています

P1080429.jpg

上の写真のように下地ボードを畳を敷くように貼っていくのですが、よくみるとボードとボードの間に2㎝くらいの隙間を空けているのにお気付きでしょうか?
実はこの隙間の下に前記の「束」が配置されているのです

P1080435.jpg

この断面の写真で観るとよくわかると思います
隙間を空けている部分にボルトの様な物が出ているのがわかりますね?
このネジを回すことによって束の高さが上下に調節できる様になっているのです

地面は固定しませんが、決められた等間隔で敷き詰めるのでこの束が倒れることは絶対にありません
この束に着いている下地ボード受けの板と下地ボードがそれぞれ暑さ2㎝ずつで計4㎝の床下地の上に12mmのフローリングを施すので床板の厚みは実質5.2㎝にもなります

P1080477.jpg

これを全室に施すことによって部屋によっての継ぎ目を感じることなく、足裏の感触も均一になります
こればかりは見た目ではなく、実際に歩いてみないと解かりませんが、ここに住む人のことを思えばとても重要なことです

P1080440.jpg

これは床下の状態の写真です
約10㎝位の懐空間があるので、例えば台所では給排水管・ガス管などを通したり、居室でも電気配線を床下に通すことができます

P1080492.jpg

この「置き床工法」だと後々のメンテナンスの時にも床下の状況が予め解かり易いのも長所です
また、この現場のような築年数の経った旧い建物の場合、まずほとんどが床のスラブ(コンクリート面)の水平が狂っていると言えます
なので、高さを微調整できる束を使うことできっちりと床面の水平を出せるわけです

P1080533.jpg

こうしてフローリングを敷き詰めていくと、床下のことはどうなっているのかわからなくなってしまいますが、住む人はもちろん、造り手だって納得できて満足がいく工事を行うことはとても大切なことです
正直言えば予定以上の出費となってしまいましたが、お施主様にはこの工事状況を随時写真で送り、この意味をよくご理解いただき喜んでいただきました
そしてそれに対して労いのお言葉をいただき、もうそれで十分に満足です

こうなると床だけではなく、壁や天井のレベルも恐らく予想以上に狂っていると覚悟してこの先の工事に臨みます


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is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

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