アイエス・リビング_SmartStyle

is・Livingが造るmono=「居心地の良い空間」 「工夫とアイデアで実現するローコスト」 「楽しくなるプランニング」 「機能的な動線」

  アイエス・リビング_SmartStyleのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 本社・ショールーム > 浴室編① 元の構造を知る  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浴室編① 元の構造を知る

2010 - 10/29 [Fri] - 00:00

今回はis・Living本社ショールームの浴室をご紹介します。

まずは以前、「リビングルーム編④」(←クリック)をもう一度ご覧いただくと浴室工事の概要が解かり易いと思います。
と言うのも、この浴室工事では元々の浴室から隣室のリビングの壁を解体してサイズを大きくしているからです。

PA270075.jpg

現代の多くの新築マンションの浴室は一坪サイズ以上のものが採用されていますが、is・Living本社ショールームである公団の分譲団地では100㎡越えの大型住宅でも何故か?一坪サイズの浴室があるところはなかなかありません。
その理由はわかりませんが、これは設計コンセプトのことなので建築上の制約があるわけではありません。

大人が足を延ばして入れるサイズの浴漕はというと有効長で120㎝以上は必要なので、その浴漕を納める為には浴室は一坪は必要になってくるわけです。
現在お住まいのお宅(特に集合住宅)で、浴室をリフォームする際、もしも可能であるならば、今よりも広い浴室にしてみたいとは思いませんか?

建物構造上の問題があるので全ての住宅で浴室のサイズを大きくすることが可能ではありませんが、もしも可能な場合の施工例として今回のご案内をしたいと思いますが、今回は特に集合住宅の浴室改修に視点を向けてポイントを紹介します。

まず先に、建築工事において、このテの工事には技術的に不可能なことなどは何もありません。
限られた器の中で、ある一部の区画を広げるということは物理的にはその他の個所にシワ寄せがくることは必至で、それを避けるには「増築」する以外に方法はありませんが、当然ながら集合住宅で増築は不可能です。
その点からすると一戸建て住宅では全く問題なく自由度の高い工事が可能と言えるでしょう。

しかし、こと集合住宅となるとそうは簡単には行きません。
まず絶対的な制約として各階に共通して繋ぐ排水の縦管位置が決まっているので、排水位置は基本的に動かせません。
次に、建築技術の問題ではなく、集合住宅にはそれぞれ管理組合規定があるはずです。
どんなに技術的に可能な工事であっても組合規定に違反する工事をしてはなりません。
主には躯体を直接壊すようなこと=間仕切り壁が躯体だった場合、これを壊して間取り変更することは技術的には強度補強できますが、組合規定では絶対にやってはならないことです。

従って、集合住宅の浴室面積を大きくするためには、既存の間仕切り壁が躯体=耐力壁ではないということが絶対条件となります。

全く問題なく解体できるのは軽鉄骨や木の骨組みにボードを貼った簡易壁構造で、浴室の間仕切りでもこの壁であれば簡単に解体して浴室を拡大することが出来ます。
しかし、判断が難しのがブロック積による間仕切り壁構造の住宅です。
浴室の間仕切り壁は防水処理や、配管処理をし易くするために軽量ブロックを積んだ壁の仕様の住宅が多いのですが、ブロックの壁は叩いてみるとコンクリートのように硬いので躯体=耐力壁と勘違いされているケースが少なくありません。
一見、頑強に感じるブロックも解体そのものは案外簡単な工事です。
難しいのは、このブロック壁を解体することが、建物の管理組合で認められるかどうかで、これは管理組合個々に規定を定めているか、または事例が無い為に判断できないところが多いようです。
確かに建築にある程度詳しい人であればブロック壁は躯体ではないと解かるのですが、一般的には「コンクリートを壊す」ことと同じくらいの工事と思われても仕方ありません。
さらに、内装を仕上げてある壁の上から中の構造が躯体かブロックかを判断する場合は叩いたくらいでは判別できず、内装の一部を剥がしてみなければわからないので、そこまでして壁を壊すこと自体にモチベーションが下がってしまったり、管理組合で稟議にかかったりすると事が大事になってしまうことの煩わしさを感じるのは無理ありません。

次に、既存の浴室の工法は何か?を確認します。
それは大きく2つに分けて「ユニット工法」と「在来工法」があります。
「ユニット工法」はすぐお解かりの通り所謂「ユニットバス」が設置されている工法です。
「在来工法」とは所謂「造り込み」で浴室内の床・壁を防水して、浴漕を設置して給排水管を繋ぎこんでタイルやパネルなどの内装を施すといった昔ながらの工法です。

元々がユニット工法のリフォームは既存ユニットを解体~撤去して新たなユニットバスを組みいれるだけなので簡単な工事と言えます。

元々が在来工法の場合のリフォームは設置してある浴漕や水栓類を交換したり、内装のタイルを貼り替えたり、上からパネルを貼ったりする内装工事などの部分的なリフォームもあれば、これを機にユニットバスに入れ替える場合もあります。
工事の簡易度などからするとユニット工法で浴室を一新するのが最もお手軽な工事と言えますが、この場合は既存の浴室を空にしてから、その内法(ウチノリ)にユニットを入れるので、現在よりも更に浴室内が狭くなることは避けられません。

本格的にリフォームするのであれば既存浴室内を内装を含めて全て空にしてから床・壁の防水処理を更に行い、給排水位置までも見直してから浴漕や水栓金具などを新しいものを設置・取付して最後にタイルやパネルによる内装仕上げまでを行うフルコースがありますが、これは工事時間・費用などがかなりかかります。
しかし、その出来上がりは価格に見合うクォリティに仕上がります。

ここまでの工法別によるメリット・デメリットの比較や各工法の特徴などはあらためて「リフォームのワンポイント」で後日まとめておきましょう。


さて、is・Living本社ショールームの浴室はというと、元々はユニット工法=ユニットバスでした。
隣室との壁も木軸に石膏ボードの極普通の簡易壁だったので確実にリビング側に延長して大きなサイズのユニットを入れることが可能でした。

管理組合への工事計画申請でも特に何もおとがめは無かったのですが、「そこまでやる人は初めてです」と言われました。
確かに壁1枚をブチ抜いてリビングルームに風呂場を食い込ませるという発想は一般的にはなかなか出てこないでしょうし、かなり大がかりな規模の工事に想われるかもしれません。

しかしながら、実際には壁を1枚抜くことで、新しく入れるユニットバスの組み立ても逆に工事しやすく、結果として工事時間も短縮できた上、配管経路なども後々メンテナンスしやすくすることが出来ました。
要は見た目よりも実はシンプルで簡単な工事だということです。

次回はこの新しく、大なサイズになったバスルームの設置の特色についてご紹介したいと思います。
「言わなければ気付かない」しかし「言われて見ればなるほど・・・!」というポイントを是非見てください。


 | HOME | 

プロフィール

アイエス・リビング株式会社

Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

is・Livingの全ての仕事は
「暮らし」がキーワード!
当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。