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浴室 編② 仕様と設置への拘り

2010 - 11/02 [Tue] - 00:00

is・Living本社・ショールームの浴室は既存のユニットバスを解体~撤去して新しいユニットバスを組み込むという、マンションの浴室リフォームでは最もスタンダードな工事を行いました。

但し、リビング側の壁をブチ抜いて浴室のサイズを大型のものを用いたことが最大の特色ではありますが、実は他にも「言われなければ気付かなかった」とよく言われる特色があるのです。

それは、このユニットバスの仕様と設置方法です。
ご存じの人もいらっしゃるかもしれませんが、一口に「ユニットバス」と言ってもその仕様は大きく2つに分かれていて、一つが「一般住宅用」(=一戸建て木造住宅用)ともう一つが「集合住宅用」(=マンション用)です。
このように仕様名称だけ聞けば、ご自分の住まいはどちらの仕様かはすぐにわかりますね?

では、その違いは何か?ということを簡単に説明させていただきます。

まずは「一般住宅用」 ※これはあくまで1階に設置する場合です
ちょっと思い浮かべてみてください。
一戸建て住宅の風呂場の床はどのようになっていますか?
建築現場をご覧になった人はすぐに解かると思いますが、布基礎があって、家屋の床が基礎の上辺位置にあるのに対して、風呂場は基礎の底面を防水して腰の辺りまでコンクリートやブロックで囲っているものが多いと思います。
昔は在来工法でこの腰の部分までを防水してから浴漕を設置し、給排水管を納めた後で左官して壁面と床をタイルなどで仕上げていましたが、現在はほとんどがユニット工法でこの底面に4本~6本脚の箱=ユニットバスを設置する方式が主流になっています。
但し、この「一般住宅用」=一戸建て住宅用のユニットは浴室の床面を家屋の床面と同じ高さに合せ(所謂、段差の無いバリアフリー)、浴漕の底はそれよりも深くなっていると思います。
これは建物の基礎の底面まで浴漕を下げられるからできるわけですね。

対して「集合住宅用」=マンション用は建物の構造上、基本的には浴室も居室も部屋内のスラブ(床面)は平らになっているので浴室は床よりも深い浴漕を入れることが出来ません。
※ もちろん、その為にスラブに段差を設けて底の深いユニットバスを入れているところもありますが、ここでは一般的に解かり易い例での解説であることをご了承ください

現代のユニットバスはマンション用でも新築の場合はそのことを感じさせないデザインの工夫がずいぶん施されていますが、リフォームとなると解かり易い例として、ある程度築年数の経ったマンションにお住まいのお宅の風呂場を思い浮かべてみてください。
浴室の床面の上に浴漕が置いてあるようなイメージではないですか?
従って浴漕の底が洗い場の床よりやや高いか同じ位・・・もしくはやや低くてもほんの少しだけではないでしょうか?
そしてその分、浴漕の跨ぎ高が高いはずです。

こればかりは元のスラブ形状が理由なので仕方の無い事なのです。
※同じ原理でいうと、一戸建て住宅でも2階に風呂場を設置する場合は集合住宅と同じ原理なので「集合住宅用」の仕様を選択するようになります。

浴漕に肩まで浸かってゆっくりと入浴することが好きな人が多い日本人は浴漕の浅い風呂では寛げないと思っている人は少なくありません。
従って、集合住宅用のユニットバスの場合、肩まで浸かれる深さのある浴漕となるとどうしても跨ぎ高が高くなるのは当然です。
慣れてしまえば気になるものではありませんが、できれば跨ぎ高が低く底の深い風呂場の方が使い易く、質感も高くは感じませんか?

私自身も風呂好きの一人なので、リビングの壁を抜いてまでして足を伸ばして入れる浴漕サイズのユニットバスを設置したのですが、実はもう一つ!
公団の分譲団地に「一般住宅用」=一戸建て住宅用のユニットバスを設置したのです。

原理は簡単!
既存のユニットバスと同じ床高での設置は無理ですが、浴室の床が高ければ底の深い浴漕の仕様でも設置できるわけです。

それではそのカラクリを解説します。
まず条件として、この工事が可能であるかどうかの初期診断が必要です。
この当時の公団分譲団地の「短所」として水周り(トイレ・洗面所・浴室)の床が一段上がっています。
バリアフリーが当たり前の時代にこの段差は現代の建築工法ではまず用いられません。
そして、元のユニットバスの天井裏に空間のゆとりがどれくらいあるか?
これも、この時代の建物の特色で、元のユニットバスには天井に浴質暖房・乾燥機・換気扇が一体のユニットが装備されていました。
従って、この機械を納める為に30㎝以上の懐があったのです。

<初期診断をまとめます>

PA290005.jpg
まずは廊下と洗面所(トイレ・浴室に続く)に約12㎝の段差があります。
廊下とスラブ(躯体の床面)には置き床による桟の空間が約5㎝あります。

この時点で洗面所(脱衣所)の床下には15㎝強の空間があることがわかります。

次に元々装備されていた浴室暖房・乾燥機ユニットの必要性について検討しますが、我が家には迷うことなく「不要」な装備です。
後日、別項目で触れますが、現代のユニットバスは保温効果が高い材質を使用しています。
まして、浴室が窓に面していないので、暖房機能は全く不要です。
そして乾燥機は浴室の器の大きさを満たすキャパ=燃費効率がかなり悪いので不経済です。
洗濯物の乾燥ならば洗濯機を乾燥機能付にした方が効果が高いことがわかります。
この機能を新しいユニットバスに装備すると、オプションで20万円位高くなり、その設置工賃も当然かかります。
従って、ここまで書くまでもなく、仕様は換気扇(標準装備)のみとすることで、天井の懐は約15㎝の余裕が増えました。

そこでこの天井懐を利用してバリアフリー仕様の「一般住宅用」ユニットバスを洗面所の床よりも10㎝高い位置に設置します。PA290002.jpg
天井懐を詰めてバリヤフリー仕様のユニットバスを敢えて10㎝高い位置に設置しました

ややこしい説明になってきましたが、これで新しいユニットバスの床下には25㎝強の懐があるわけです。
排水管の接続部分として約15㎝の空間を残し、is・Living本社・ショールームの浴室は、集合住宅にもかかわらず、洗い場よりも10㎝深い浴漕の「一般住宅用」ユニットを収めることが出来ました。
たかが10㎝と思われるかもしれませんが、実際に使用すると有効寸法での10㎝というのは深すぎず、浅過ぎず、これがなかなか絶妙な深さなんです。

PA290004.jpgPA290003.jpg
浴漕への跨ぎ高は40㎝、浴漕の深さは50㎝ 実際に使用するとこの10㎝の深さは大きく感じます

そして、跨ぎ高の40㎝というのは大人の膝下以内の高さだというところもポイントです!

廊下と洗面所は元から約12㎝の段差はあったのですから、結果としてこの風呂を設置する為に新たに出来た段差は脱衣所と浴室に約10㎝の段が出来たということです。
この段差をどう捉えるか次第ですが、元々その手前に段差がある以上、脱衣所と浴室に出来た段差で何か支障が起きることは、少なくとも私は全く感じません。

そしてis・Living本社・ショールームを見学されたお客様はここまでの一連のプロセスは私からお話しない限り、今のところどなたもお気づきになった人はいません。
つまりそれは浴室と脱衣所に段差が出来ても自然に気にならないということです。

通常、マンションリフォームにおけるユニットバス交換工事では、予めメーカーでも「マンションリフォーム用」のカタログモデルが各社にあります。
既存のユニットを撤去して、元の給排水管位置に簡単に差し替えるだけで工事が完了するので短い工期を売り物にしていますが、逆に言えば数あるバリエーションの中から「マンションの場合はこの専用モデル以外選べない」みたいにアイテムを限定されるケースが少なくありません。

しかし、それは施工者側が楽だというわけで、「専用」でなければ設置できないということではありません。
専用品だから工事が簡単だからといっても商品価格も施工費も安くなるわけでもないのであれば、施工者側からするとできれば施工し易いモデルを選んでいただきたいのが本音ですが、「日本人は風呂好き」という性質を考えると風呂場のリフォームを検討されるお客様は、仕上がりにとても夢を膨らませている人が多いと私は今までの経験上、感じています。

is・Livingでは多少手間がかかっても、ヒヤリングの段階でお客様の想いをよくお聴きして、出来る限りご希望に沿った、またはご期待以上の工事で仕上げたいと思います。

もちろん構造上とか、管理組合の規約の問題でご希望に対して不可能なことおありますが、そこに住む人の身になって可能な限り工夫とアイデアを提供していきたいと思います。

浴室の改修工事をご検討の方は是非お気軽に下記までお問い合わせください。

<お問い合せは>
is・Living営業企画室
E-メール:sasaki@is-living.info
電話:042-319-6480 FAX:042-319-6481





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アイエス・リビング株式会社

Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

is・Livingの全ての仕事は
「暮らし」がキーワード!
当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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