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効果が活きるLED照明

2011 - 01/24 [Mon] - 00:00

先回、is・Livingが管理させていただいているマンションについて記事にしてご紹介しました。

そこではオーナー様の事に触れ、毎月コミニュケーションをとりながら建物の状態を把握していただいている事と並行して建物を良い状態で維持する為とか、良い環境をつくる為に事前に色んな提案をして、積極的にご理解とご協力をいただいていると書きました。

事業用建物(賃貸住宅・テナントビルなど)の建築計画(事業計画)をする際、大家さんの立場になって事業収支(建物の建築費+維持費に対して家賃収入の差益)を高い数字で企画したいのは当然です。
簡単に説明すると単純な理想だけでいえば

①建築費をなるべく低くして賃料設定は高く
②建物を設計する時は賃料を稼げる面積をなるべく多く


が理想的ですが、実際はそれほど簡単なことではありません。
建物の立地条件・それに見合う市場(入居者のニーズ)などを綿密に調査して企画しないと建てたはいいが、部屋が埋まらないなんてことになりかねません。
また、建物を建築する際、その土地の地盤によっては基礎の下に杭が必要だったりするとその分の建築費がかかるわけですが、そういった目に見えない部分のコストは意外と馬鹿にできません。
建築費というものは単純に「坪単価」だけで目処に計画を立ててしまうと当初の見積と実際に工事する段での金額に大きな差があったり、仕様コストを下げ過ぎた為に入居者のニーズに受け入れられなかったりしてしまうと事業計画そのものが机上の空論になってしまいます。

そんなことを少し意識していただきながら今回はこのマンションの共用部の照明をLED照明に交換した工事を紹介したいと思います。

マンションの場合、前記の 「建物を設計する時は賃料を稼げる面積を多く」 という考え方について言えば、稼げる面積とは家賃が入る住居部分=専有部分 を示します。
逆に賃料が取れない部分=エントランス・共用階段(エレベーター)・廊下などを共用部分といいます。
理屈から言えば建物の中はエントランス・廊下・階段などを最小限にして出来るだけ住居部分に面積を採りたいところですが、このマンションは建物全体の面積に対して比較的エントランスホールの空間に余裕をもたせています。
P1000711.jpg


エントランスは、住人にとってただの通り道と思うと無駄な面積は必要ないのですが、建物全体の大玄関=顔の部分です。
玄関がキレイでゆとりがあるとそれだけで建物の風格が出て、雰囲気が高まり、住人にとっても外部から観ても高級感のある建物に映ります。
P1000706.jpg


このマンションに入るにはガラスの大扉を開け、住人は暗証番号を入力することでその先の自動扉が開きます。
その先のホールがけっこう広いスペースで床も壁も高級感あるタイル貼りになっていて、郵便ポスト(内側)があります。
更にその先には2階以上の住人が利用するエレベーターホールになっているのですが、日中このポスト前とエレベーターホール前が暗い事がずっと気になっていました。

ホール内、脇にある入居者用の郵便ポストの前は照明はあるものの、タイマー制御されているので昼間、外が明るいうちは半分の照明しか点灯しないようになっています。
こちらは「暗い」と感じるほどではないのですが、照明器具が複数あるのに日中は「虫食い」のように半分消えているので何となく貧相に見えてしまうと感じました。

もちろんタイマー制御している理由は明るい時間帯に無駄な電気を使わない節電の為で、これらは廊下や敷地内の庭園灯なども同様に制御されています。

ポストの前だけを常時点灯させることはタイマーのプログラムを変えることで可能なのですが、これについて私はオーナー様にある相談をしました。

それは・・・
「節電の為のタイマーを常時点灯するのであれば、照明器具自体をLED照明に変更してみては?」
というものでした。

このマンション、単身者向け50世帯という規模ですが、昼の時間帯は正直言ってそれほどエントランスを人が通る頻度は高くありません。
まして「暗い」とまでは感じないので、あまり無理にお願いするものでもありません。
しかし、これとは別に今、市場性が高まっているLED照明というものを試みて実際の節電効果がどれくらいなものかを実験してみたかったのです。
その費用対効果が高いのであれば将来に向けて廊下の照明などもLEDにする価値を見いだせるかもしれません。

私はそれらを本音でオーナー様に相談してみました。
もちろん無理に勧めることではないという前提ですが、オーナー様自身もLEDの効果に興味を持ってくださいました。

そしてもう一か所の1階エレベーターホール前ですが、こちらは照明が点灯する夜間よりも日中が明らかに暗いことは私が説明するまでもなく、オ-ナー様自身が感じていられました。

とうわけで昨年の8月にLED照明の交換工事を実施させていただきました。

工事個所は

 ①エントランスホールのポスト前のダウンライトをLED器具に交換
 ②エレベータホール前にLED照明器具を新規取り付け
そして実験的に廊下や庭園灯などの電球をいわゆるELD電球に交換することを併せて試みることを検討しました。

まずはポスト前のダウンライト
P7200042.jpg
元々のダウンライトは蛍光管タイプ(20W)の電球でしたが白熱球でいうと100W相当の明るさのものです。
これと同じ照度のLED器具はこんな形をしています。
P7200046.jpg
実は白熱球でいう60W相当までの明るさであればLED器具もそれほど割高ではないのですが、それ以上のスペックだと極端に価格が高くなってしまいます。
今回のこの器具も3万円以上しました。
消費電力は蛍光管タイプの約半分というスペックです。
交換工事自体は簡単ですが、タイマーとの関係を断つ為に配線を一部変える必要があります。
P7200043.jpg

結果はこんな感じ、やはりこの場所はいつでもちゃんと明かりがついていた方が高級感があります。
明るさはさすがに十分で常時2か所の照明がポスト前を照らしますが2台のライトの消費電力は併せて20W少々といったところです。
P1000712.jpg


続いてエレベーターホール
ここは前後の場所が明るいのに比べ、壁に塞がれて自然光が直接当たらないので見るからに暗く感じます。
P1000719.jpg
夜間はタイマー作動によって照明が点灯するので昼よりもむしろ明るいのですが、この照明が非常灯を兼ねた特殊なものなので、この器具はいじらず、新たに常時点灯用のLED照明を追加で取り付けました

但し、こちらの器具は白熱球でいう60W相当のものでも充分と判断したので小型のシーリングタイプの器具を選択しました。
P1000716.jpg
この器具だとポスト前に用いたダウンライトの半額くらいですが、明かる過ぎず、暗過ぎず、日中は自然な明るさで異和感もありません
P1000720.jpg


あとは共用廊下の照明の電球交換実験です
こちらは器具の交換は考えず、電球交換のみです
とはいえ、一度に全ての電球を変えるとなると70個所近くもあります。
値がこなれてきたとはいえ、蛍光管タイプの電球に比べるとLED電球はまだまだ高いので、球切れを起こしたところから随時LEDに交換しようということでさっそく一か所試みました。

P8310118.jpg
これが照明器具・・・ カバーを外すと・・・・

P8310119.jpg
こんな蛍光管ですが、このタイプの電球は現在はあまり販売されていないし、けっこう価格も高いのです。

ここにLED電球をつけてみました
P8240047.jpg

ところがカバーを付けたら問題発生です・・・
LED電球の特色で、形状は電球と同じでも先の半分しか光りません。

P8240045.jpg
なのでカバーを付けると何か変です

そこで元の蛍光管タイプの電球に・・・但し、明るくて価格も安いスパイラル(渦巻き)形状のものにしました。
P8240048.jpg

で、カバーを付けてみると・・・
P8240046.jpg
今度は大丈夫でしたね (あたりまえか)

たかが電球と言えばそれまでですが、用途によって色んな使い分けは必要です。
ちなみにこの廊下の元の蛍光管の消費電力は13W
これに準じたLEDは半分近い7.5Wです。
70個全てを交換すれば電球代も電気代も馬鹿になりません
しかし、LED電球では光の性質がこの器具(横向きに電球を付けるタイプ)にはそぐわなかったのでここは諦めました。

しかし、このLED電球は屋外の庭園灯には向いていました。
P1000722.jpg

庭園灯は四季を通して一年中外で毎晩点灯するのですからけっこう過酷な設置環境を強いられます
元の蛍光管タイプの切れた電球も根元が腐って電極が白くなっていました。
P1000723.jpg

さっそくLED電球に交換します。
P1000724.jpg

点灯は問題なし、カバーを付けると・・・
P1000725.jpg

これなら大丈夫ですね!
あとは四季の気候の変化に対して耐久力がどれくらいのものかを試すことになります。

この電球交換の実施は猛暑が続いた昨年8月
現在、真冬の寒さの中、問題無く点灯しているのでLED電球の耐久性はありそうです
従って今後、庭園灯の球切れに関しては随時LEDに交換していくことになりそうです。

こうしてこのマンションはオーナー様のご協力によって実験的にLED照明を試みることができました。
共用部分は規模が大きいほど電気代の支出が馬鹿になりません
器具を交換となると器具本体と交換工事の費用はどうしてもかかりますが、同じ明るさで比較した場合、LEDは白熱球の約1/9 蛍光管の約1/2 の消費電力な上、更に耐久性も高いので交換サイクルも長いです
電気代で器具+工事代をいつになったら元がとれるかの計算がポイントになりますが、球切れ交換の手間や毎月の電気代を早いうちから効果を得るという意味で交換の価値は十分にあると私は思いました。

しかし、これは交換した後で解かることも多い結果です。
全てはオーナー様の寛大なご理解とご協力によって得られたことに他なりません。

尚、一般家庭におけるLED電球の交換に関しては過去に記事にしたことがあるので気になる方は コチラ を是非読み返してみてください。 

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アイエス・リビング株式会社

Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
東京都多摩市落合1-5-1-701

is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

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当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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