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老朽化した建物への業務用エアコン取付工事

2011 - 02/03 [Thu] - 00:00

つい先日、新しい年を迎えたと思っていたら、あっという間に1月が終わり、2月になっていました。
毎年思うことながら、年を重ねるごとに月日の経過が早く感じます。

1月になって、今年最初の工事を実施したのは当社では珍しい都内23区の現場
皆さんよくご存じの中央区の築地市場の中で行いました。

P1000527.jpg

工事のご依頼は大きな水産会社様で、本社は築地市場の目の前にあります。
今回、工事を承ったのは築地場内にあるこちらの会社の鮮魚加工場内の空調工事です。
築地市場は東京都が管理していますが、広い場内には卸し業者をはじめ、多くの水産会社や関連業者が軒を並べています。

この築地市場、もう随分前から今の場所からの移設計画が出ていますが、いつになることか?現状を見る限りそんな気配は全く感じません。
昔ながらの市場の風景は観光地としても国内外の多くの人に親しまれているので、このままの状態をいつまでも残して欲しいなぁと思いつつ、実際に見ると場内に並ぶ建物の老朽化が激しく、一見すると大地震がきたらたちまち倒壊してしまいそうな危険性を感じます。

P1000549.jpg
昭和の雰囲気漂う景色ですが・・・・

これらの建物は管理している東京都の物で、各社はそこに賃貸で入居する形体なので勝手に改修したり建替えたりすることは出来ないので、外部から観る私たちよりも実際にそこに入居している人たちはリアルにこの老朽化に対する不安を抱いていることと思います。

そういう私自身はこの水産会社様のお仕事がきっかけではじめて築地市場内に入ったのですが、工事前の調査でここを初めて訪れた時はこの古い建物が並ぶ風景や威勢の良い声が行き交う市場の雰囲気に「昭和レトロ」の魅力を感じ、仕事を忘れてすっかりその懐かしい景色に魅了されてしまったのですが、老朽化した木造の建物は修理するというレベルではなく、建替えるしかないと一目で感じました。

P1000398.jpg

東京都は移転が前提であれば大規模な改修や建替えは予算的にも厳しいでしょうし、目線を観光地として観ればこの雰囲気こそが築地らしさであって、近代的な環境になったら魅力半減でしょう?
昔からの伝統的な競り・卸しの仕来たりも一つの「文化」として継承してもらいたいですが、それも今の環境があってこそという要素も多いと思います。

さて、今回ご依頼いただいた空調工事も現地の建物はおそらく50年くらいは経っているであろう木造2階建ての長屋式の建物でした。

P1000557.jpg

今までのエアコンでは出力が足りず、特に夏場は常に全開運転となっていました。
鮮度を保つための管理を徹底されているのですが、大型のエアコンを導入を検討される際、心配なのはエアコンの機種そのものではなく、現状の建物に対してどの位置に取り付け、建物の強度が保つかが不安とのことでした。
もっともだと思います。

昔ながらの床置き式の大型エアコンなどもありますが、限られたスペースで多くの従業員さんたちの動線に支障が出ては話になりません。
従って壁か天井に付けることは当然のこと、問題は大型の室内機を取り付けた際、建物の強度が大丈夫か?という心配でした。

実際のこの長屋式建物の現状はひび割れたモルタルの外壁にエアコンの室外機があちこちに設置されており、他にも電気や電話のケーブルがどれがどこの線だかわからないほど繁雑に露出されていました。
見るからに重たいものを取り付けたら壁が剥がれてしまいそうですが、ちゃんと設置されているんですね。

今回設置のエアコンは厨房などに用いる専用の業務用エアコンで衛生面を考慮したステンレスボディーの室内機が特長です。
室外機はかなり大型の為、壁掛けではなく、地面に置くタイプなので外壁を虐める心配はありません。
問題は室内機です。

天井からぶら下げるタイプのものですが、投影面積で160㎝×68センチ、重量も35キロ近くあるものです。
これを見るからに老朽化した木造の建物の天井にに吊ると聞けば誰でも心配になるに違いありません。

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しかし、結論から言えば心配は御無用!
天井裏の補強によって取り付け自体は全く心配ありません。
問題はその天井裏の状態によってどの程度の?どのような補強なり取り付け方法でいくか?
これを事前調査によって最適な方法を検討したり、必要以上のコストをかけないで工事する努力に結びつきます。
特にこの現場のような一見して困難そうなところは細かく事前調査する以前に安全策としてけっこう高額な工賃の見積を出されても有無を言わさずそれで仕方ないと思ってしまいがちです。

だからこそ、is・Livingでは工事見積を提出する際、事前調査の報告と工事方法についてお客様が理解し、納得できる様に十分な説明を行います。

それでは工事の状況をお見せしましょう。
実施したのは1月最初の連休・・・つまり工期2日が必要でその間は従業員さんは加工場での作業は出来なくなるのでこの連休がベストなのです。

まず天井裏に入って室内機を吊る為の4本のステーを固定する為の補強から始まります。
「Cチャン」と言われる鉄のアングル(補強棒)を天井裏の梁を避けながら通して上下2か所・計4か所、橋渡しするように設置するのですが、まずはその作業する為の「穴あけ」から開始します。

P1000512.jpg

長年使用している建物だけに開けてみると過去に何度か天井を改修した形跡があって、予定外にステンレス板が重なっていたり、天井材が重ねて貼ってあったりと、想定はするもののけっこう大変で、人一人が入れる最小限の大きさの穴を開けるだけで2時間くらいかかりました。

天井裏のアングル取り付けにかかります。
笑っちゃいけないのですが、職人さんは脚立に上って天井に空けた穴にこうして上半身を突っ込んで身体をねじりながら作業するんです。

P1000531.jpg
いきなりこの状況から見たらビックリしちゃいますね

天井裏の状態ですが、これが予想外にがっしりとした創りになっていて、外観のいかにも老朽化したような姿とはギャップを感じるほど丈夫な造りになっているのには感心しました。
これなら地震で倒壊する心配も薄れます。

P1000552.jpg

上の写真ではわかりにくいかもしれませんが、天井裏には高さ60センチくらいの深い懐がありました。
その上面(2階の床下)と下面(1階の天井上)に「Cチャン」のアングルを設置します。
(真新しいシルバーのアングルが「Cチャン」その上下に室内機を吊るす鉄筋のようなステーをボルト止めします)

室内機を梱包していたダンボールをそのまま型紙代わりに利用して室内機の取り付け位置出しをします。

P1000530.jpg

位置が決まり、吊り下げ用のステーが顔をだします。
ここまでの作業は職人さん一人で行いました。
そしていよいよ室内機の取り付けとなりますが、さすがにこんな大きく重たい物を一人で脚立で持ち上げて固定することは出来ません。
しかしさすがはプロ! 昼休みの時間帯を上手く調整しながら仲間の応援を呼んでいたのです。
実は室内機を持ちあげる時はさすがに私も手伝う覚悟をしていたのですが、職人さんの言葉に甘えて先に昼食に離れて戻って来た時には応援の人が来ていて機械の取り付けは完了していたのです。

P1000584.jpg
早っ・・・

しかし、ここまでがいかにも動作が大きいのですが、本当に大変なのはこの後の配管工事なのです。
この先は私も横でうろちょろしていても職人さんの邪魔になるだけなので黙って見守ります。

P1000590.jpg

室外機を設置して電気を繋ぎ、配管していきます。
全ての接続が終わるとテスト運転します。
どうやら無事作動した模様・・・ よかった
あとは冷媒管をきれいに巻いたり空けた穴を塞ぐ仕上げをします。

そして、並行して今まで使用していたエアコンを別の場所へ移設します。
応援の人がいるうちに壁に付いていた室外機を外して下ろします。

P1000603.jpg

不安定な脚立に乗ってさっさと下ろしていましたが、この日は人数がいるから良いものの、一人で下ろすこともあるそうです。
そして下ろした室外機は別の場所への移設の為、再び脚立に乗って上げられ、専用のステーを用いて壁に取付されました。
この見るからに不安な壁も下地がしっかりしているので実際は全く問題無く取付できますが、長年に渡って色んな使われ方をしてきているのでむき出しの電気配線が誰がどこに使っているかゴチャ混ぜに混雑していました。

P1000601.jpg
まぁ、仕方ありませんよね・・・それにしてもスゴイ

こうしてブログにすると簡単ですが、丸二日間(取付に1日、配管配線に1日)職人さんは休む間もない作業でしたが、新しい高性能・高出力のエアコンを設置して、これからより徹底した品質管理ができるようになったと思います。

本来ならば今の時期は温度に気を使うこともないはずですが、本領が発揮される夏に向けて事前にこうした設備を整えておくというお客様の考え方はすばらしいと思います。
この加工場の責任者である部長さんは毎朝始発電車での出勤だそうです。
建物自体は古くても、作業場の中のステンレスもまな板も常にピカピカなのが印象的でした。

ここで毎日捌かれた新鮮な魚が関東を中心に何か所もある直営店の店頭に並び、皆さんの食卓に並ぶと思うと何だか魚が食べたくなってきちゃいます。
今の時期は何と言っても「寒ブリ」が旬かな??

また別の機会でこちらの水産会社の直営店舗を紹介させていただきたいと思います。
丸の内や銀座に飲食店も直営されているのですが、私も実際にいただいて鮮度、質、お値段ともに大満足でした!
後日の記事をお楽しみに!!


is・Livingでは一般家庭用から業務用まであらゆる空調工事を承ります。
最適な取付位置を検討するのはもちろん、効率を良くするための断熱工事なども併せてご提案します。
住宅エコポイントを適用してお得な工事プランを提供いたします。

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Author:アイエス・リビング株式会社
発信:is・Living営業企画室
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is・Livingは多摩ニュータウンを中心に住宅のリフォームのプランニング~施工を承ります。
一戸建からマンションまで、内装・外装・設備・外構など住宅に関する一式をお客様のご要望をよく伺ってご予算に合わせた計画を提案することを得意としております。

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当ブログではリフォーム工事に関することだけではなく、暮らしに役立つ情報の広場として継続的にご愛読いただければ幸いです。

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